年末のNHKの番組


ご覧になった方、いらっしゃいますか?
イチロー選手の自宅には、いろいろなトレーニングマシンがありました

まるで、スポーツクラブにあるような、いくつものトレーニングマシン

イチロー選手いわく
「歳をとるにしたがって、体の感覚は衰えていく。でも、このマシンで毎日鍛えることによって、その感覚を維持することができる。」
だそうです。
実際、その後に、イチロー選の奇跡的なホームインの映像が流れました

神業的なホームイン

私、時々、レッスン中に


「野球選手は、野球の試合をするのが仕事だけれど

筋トレとか、○○㍍ダッシュとか、体を作ることをたくさんしてるの。
そこをサボったら、力が出せないの。
ピアノの練習も一緒。
指を作るための練習をしなかったら、力を発揮できない。
リズム練習は筋トレと同じなのよ。」
私、ある程度の年齢になった生徒さんには

リズム練習をけっこう宿題にします

ちなみに、私自身がリズム練習大好きです

(指を作る方法は、リズム練習だけではありませんが)
音楽を表現するのに、一番大切なのは
「感性

かもしれないけど
もし、
「表現する力(筋力)」
がなかったら…
その人が、いくら
「素晴らしい感性

の持ち主でも、
「表現する力(筋力)」
がなかったら…
表現できない

演奏できない

人に伝わらない

「指を作る練習」を怠っていたら

土壇場で
「踏ん張りがきかない

という場合が出てくるのではないかと思います。
「演奏が崩れそうになったけど


というケースは、
「精神力」
が大きいけれど
「持ちこたえる筋力」
も大事なのでは…と思います

ピアノの練習というのは、ある程度のレベルになると
「ただ『普通』に弾いて終わり」
ではなくて
ある種、『筋トレ的』な内容も多くなるのです。
だから、本格的に取り組んでいる場合は、練習に何時間もかかるわけです

「多角的に取り組む」って大事です

水泳やフィギュアスケートの選手も、水中や氷上だけではなく、陸上トレーニングも


いわゆる「体幹」を鍛えると


うまくまとめ…られて…る??



上酔尾ピアノ教室
