次に入院になったときに書こうかと思っていたのですが、特発性アルドステロン症との診断を受けて投薬治療になったので暫く入院の予定は無くなりました。そこで忘れてしまわないうちに書いておこうと思い「検査入院 番外編」として記録しておくことにしました。

 

  スーパーナース

 

 

検査入院中にお世話になった病棟は「混合病棟」でした。小さなお子さんからお年寄りまで、まさしく老若男女様々な年齢や疾患で入院されている患者さんがいました。

 

私がいた病室も、内分泌代謝科のみならず整形外科、消化器外科の患者さんがいて、それらの方々を同じ看護師さんがお世話していました。もちろん、日勤・夜勤と交代がありますがベテランナースから若手ナースまで同じように対応していました。

 

私のように検査入院の場合もあれば、急患や急激に状態が悪化した患者さんにも冷静かつ的確に次々と処置していて、すごい優秀な看護師さん達でした。病院が機能するか否かは優秀な看護師さんの活躍を抜きにして考えることは出来ないと思います。

 

以前は時々TV番組で紹介されることがある、救急医療の最前線に立つフライトナースなどがカッコいいと思って見ていました。しかし、今回の看護師さんたちの働きを目の当たりにして幅広い知識と多様なスキルを身に着けたゼネラリストにももっと注目されて良いのにと思いました。とてもカッコよく素敵な看護師さん達でした。

 

同級生の中にも看護師として働いている人が多くいますが、彼女たちは勉強がよくできたばかりではなく、機転がよく利きなおかつ優しい人たちでした。

なるべくして、看護職になっているのだとは思いますが、日々のお仕事にあらためて感謝しています。

 

 

退屈しのぎ

検査入院前に主治医の先生から、「退屈しのぎを考えておいてね」と言われていたので一体どうやって過ごそうかと思い、スマホを機種変更したり文庫本や地図帳を持って行ったのですが、結局書籍の類は全く開くことはありませんでした。

 

とにかく入院生活が心配だったので、ひたすら入院の手引きや検査内容に関するプリントに目を通していて、あとは検査入院の目的が「クッシング症候群」であったので、事前に入手しておいた資料のコピーを繰り返し読むなどしていました。ブログも読ませていただいたりして、あとはTVを見ることもなくぼんやり過ごすとあっという間に1日は過ぎていきました。とにかく、仕事や家のことはさっぱり忘れ去って過ごすことにしました。

 

数日経過した頃に主治医の先生から、「最初の採血でのコルチゾールの値は高かったようですが、次第に下がって来ているのでストレスが影響しているのかもしれませんね」と言われてしまい、日頃どれほどのストレスを感じているのだろうかとも思い、また私の心の中を見透かされているようで恥ずかしい思いにもなりました。

 

生活をする上でストレスを避けることは出来ませんが、上手にストレスをかわすように過ごしたいものです。コロナ以前には1年に一度、2泊3日で旅行に行っていました。ストレスの大きな要因(?)と思しきことから離れるには旅行が良さそうです。今年は無理にしても来年あたり計画できるとうれしいです。