検査結果の説明

今日、2024年3月21日。約2週間前に行われた検査入院の結果と外来検査の結果説明がありました。

 

現在の病院を受診してから検査した項目は次の通りです。

 

外来での検査

①    デキサメタゾン抑制試験→陽性

②    下垂体MRI(3.0テスラ)下垂体に嚢胞か微小腺腫がある可能性。

 

入院での検査

③    ホルモン日内変動検査(コルチゾール分泌量の変化)→一部でわずかに高値。

④    畜尿検査(尿中のコルチゾールを量る)→正常範囲。但し、正常範囲内高値。

⑤    生理食塩水負荷試験(原発性アルドステロン症の検査)→陽性

⑥    CRH負荷試験→正常

⑦    DDAVP負荷試験→正常 

 

 

検査結果

①    +

②    ±

③    -

④    -

⑤    +

⑥    -

⑦    - 

 

この結果から、クッシング症候群は現時点では否定されるとのこと。但し、デキサメタゾン抑制試験の結果が陽性であったことや、下垂体MRIの画像を慎重に検討した結果、下垂体に嚢胞か微小腺腫がある可能性を指摘されました。今後とも経過観察をする必要があるものの、一応クッシング病については否定すべき結果であることが説明されました。

 

 

 

ただし、

 

原発性アルドステロン症は陽性で

 

 

原発性アルドステロン症確定

 

 

 

 

原発性アルドステロン症

 

2023年末に原発性アルドステロン症の疑いと診断されてからおよそ3ヵ月を経て、原発性アルドステロン症が確定しました。確定診断には複数の検査が必要なのだろうと思っていたのですが、現在では1種類の陽性をもって診断確定とされるようです。

 

今後の流れですが、副腎CTの撮影がありその結果副腎に腫瘍の存在が認められた場合には、副腎静脈サンプリング検査を2泊3日の入院で行うことになります。そして、片側の腫瘍であれば腹腔鏡下副腎摘出手術が行われます。腫瘍性のものでなければ内服治療となるようです。

 

 

アルドステロン自体は必要なホルモンですが、過剰に分泌されると直接心臓や血管に障害を与え、心室細動や脳卒中、或いは腎症を引き起こすことがあるとされる大変怖いものです。

 

 

原発性アルドステロン症(AP)には、アルドステロン産生腺腫(APA)と特発性アルドステロン症(IHA)に大別されるそうです。前者はかなり症状が激しくアルドステロンの産生量も大量になるらしいのですが、後者は比較的症状も軽く私が服用しているアムロジピンも効きやすいので、私の場合はどちらかというとIHAの方ではないかとのことでした。ただ、これも今後の検査の結果次第となります。

 

 

今後行われる可能性の高い、副腎静脈サンプリング検査や腹腔鏡下副腎摘出手術など不安な事ばかりですが、昨年いきなり告げられた時のような恐怖感は幸いにもありません。お世話になっている主治医の先生方や検査入院中にお世話になった看護師さんや病院スタッフの皆様方のおかげと思います。

今日も病院に到着すると、「心配しなくてもいいですよ」というような雰囲気につつまれました。

 

今日は風が強く寒かったです。

2024年3月21日午前9時頃に発生した地震の時は病院もかなり揺れました。茨城県南部が震源だったようですが、こちらは震度3の揺れでした。