5日目最終日

いよいよ最終日となりました。

今日はDDAVP負荷試験です。検査内容は昨日と同じで使用する薬物が異なるだけです。


CRH試験の場合、使用する薬物の影響によって吐き気や嘔吐することもあるらしいのですが、私の場合は少しアルコールが入った時のような感覚で、頭がぽやんとするような程度でした。今回の検査の方が体調に変化はありませんでした。


注射は主治医の先生がしてくれるのですが、入院担当の主治医の先生は本日外来担当日だったので、本来の主治医である先生が来て下さいました。

その後の何度となく様子を見に来て下さって有難かったです。

その際にここまでの検査の途中経過を説明していただきました。コルチゾール値は高いものの基準値内。よってストレスによる影響が考えられるらしいとのことでした。

ただし、クッシング症候群の可能性は低くなりそうですが、原発性アルドステロン症の可能性が高くなりそうです。詳細は次回診察の時に説明があります。

ちなみに、脳下垂体MRIの検査結果も特に腫瘍等も見られず心配無いそうです。(3.0テスラMRIで撮影)


原発性アルドステロン症よりもクッシング症候群の方が疾患としては心配なために、まずはクッシング症候群の可能性を消しておきたいという主治医の先生の方針でこのような検査の順序となったようです。


正確な検査結果の説明には、少し時間が必要とのことです。外来は2週間後になる予定です。


5日間に渡る検査入院もこれをもって終了し退院の運びとなりました。

検査入院の費用は約10万円でした。



夜半から降り始めた雪❄も退院する正午にはすっかり止んで晴れ間が見えていました。








観音さまとお不動さま

検査も終わった4日目の夕方、

「mkさ〜ん」と呼ばれました。てっきり看護師さんが来たのかな?と思っていたら主治医の先生でした。

いつも優しくあたたかい先生ですが、この時は観音さまが現れたのかとびっくりしました。

続いて「MKさーん」と呼ばれると、夜間担当の看護師さんでした。明るく元気で優しい看護師さんでしたが、この時はお不動さまが現れたように思いました。


私は日頃から観音さまとお不動さまを信仰していますが、今回の検査入院にあたり検査と今後の治療が無事すすむようにお参りしました。

通常、人と接する時に感じることはありませんが、この時はまさしく観音さまとお不動さまが様子を見に来てくださったような思い。守っていただいているのだという、ありがたい思いにつつみこまれました。思わず手をあわせたくなるようでした。





今回の検査入院をする間、お世話になった病院関係の皆さまを始め、何よりもブログにご自身の貴重な体験を投稿していただいている皆さま方に心より感謝申し上げます。