驚愕と懐かしさ

私の人生を感性豊かにしてくれた名曲、アーティスト

私の考える名曲とは世代を越えて聴き継がれていく普遍の調べ、であります。

もちろん世代限定、出ては消えていくあまたの曲の中にも良いものは存在しますが個人的視点でなく万人の感性に響くもの、そういう曲が即ち名曲。

今では廃れましたが昔漫才ブームなるものがありました。

中でも"いとしこいし"が好きでよく楽しませてもらいました。なぜ彼らで彼らのなにが凄いか、それは老若男女世代を問わず、万人が笑えるネタを披露していたこと。三世代同居が普通だった時代に家族全員を同じ笑いに包んでくれる、そんな"本物の"芸人、もとい漫才師さんでした。

まったくジャンルは違いますが、名曲というものにも相通じるものがある気がします。


蒼いノクターン (Nocturne)

輝く星座/ポール・モーリアの世界の詩情;SFX-7178Ver.

/Paul Mauriat

1969


書き出しにある驚愕とは、

この曲、私の通っていた小学校の下校時間に放送部が流していた曲で、曲途中に

「下校時間になりました、校内に残っている児童はすみやかに下校してください」

と放送部員の女子児童がアナウンスを被せていたのを当時学校の目の前に住んでいた私は毎日家の中で聞いていました。

なにが驚愕なのかというと、YouTubeでこの曲を検索すると、コメント欄に私とそっくり同じ記憶を持った人が多数おり、しかもアナウンスまで!同じ方もいて、長年私の母校だけの特種なものかと思っていたものがそうではなかった、という衝撃の事実を知ったからです。

ポール・モーリアは亡き父母も大ファンだったこともあり、私の人生初期の馴染みのアーティストなのでこの先もまた登場すると思います。


余談ですが私の通っていた母校は大阪府北部、淀川に近い"南"から始まる名の小学校です。

もし他校でなく我が母校だけのことだったら同じ記憶を語っている方々とは同郷なのかもしれませんね


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