仮想通貨の王様といえば、やっぱり「ビットコイン」。価格の上がり下がりで一喜一憂した経験がある人も多いでしょう。2021年~2024年にかけては急騰・暴落を何度も繰り返し、「億り人」もいれば「紙くず化寸前」を味わった人も。

 


でも最近、「ビットコインって本当に持ってて大丈夫?」と疑問に思う声がまた増えてきました。そこで今回は「ビットコイン、やめたほうがいいかも?」と思わせる理由を、個人投資家の目線でいろいろ考えてみました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1. 値動きがエグすぎて精神的にしんどい

 
 

ビットコインはとにかくボラティリティ(価格変動)が激しい!
1日で10%以上上がったり下がったりなんてザラ。株式市場でこんな値動きしたら「ストップ高」「ストップ安」確定です。
せっかく利益が出てたのに、翌朝起きたら大暴落してる…なんてこともあるから、ずっとチャートを見張っていないと心配で仕方ない。
投資というより、もはや「投機」や「ギャンブル」に近いメンタル状態になります。

 

 

 

2. 規制リスクが年々強まっている

 
 

各国政府は仮想通貨への規制を強化中。
アメリカではSEC(証券取引委員会)が暗号資産の取り締まりを強化しており、日本でも2025年以降、取引所のルールがさらに厳しくなる見通しです。
今後、「ビットコインの利用を制限」あるいは「課税強化」などが行われれば、投資家の売りが一気に加速する可能性も。
せっかく買っても、売買自由度が落ちると意味ないですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. ハッキング・詐欺リスクが常につきまとう

 
 

ブロックチェーンは安全といわれていますが、取引所やウォレットのハッキング事件は後を絶ちません。
例えば過去には、マウントゴックス事件やコインチェック事件など、数百億円規模の流出事件がありました。
自分の資産がある日突然なくなる…そんなリスクを考えると、ビットコインに全財産を置いておくのはちょっと怖い。

 

 

 

4. 代替資産の台頭で「ビットコイン一強」ではなくなる?

 
 

ビットコインは確かに元祖ですが、イーサリアムをはじめ、Solana、Polkadot、Avalancheなど、性能面で上回るプロジェクトが次々登場しています。
特に「DeFi(分散型金融)」や「NFT(非代替性トークン)」の世界では、ビットコインよりも柔軟なスマートコントラクト対応の通貨が活躍中。
「古い技術」のままのビットコインが、今後も王者の座を守れるとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5. ESG・環境問題に逆行する存在?

 
 

意外と知られていないのが「ビットコインのマイニング(採掘)にかかる電力消費」。
2024年の段階で、1年間に使われる電力量は中規模国家並みと言われており、環境団体などからも批判の的に。
ESG投資(環境・社会・ガバナンスを重視する投資)の観点からは、投資対象にしにくいという声も多くなっています。

 

 

 

6. 利益に対する税金が高すぎる!

 
 

ビットコインの利益は「雑所得」扱いで、総合課税になります。
つまり、儲けた分だけ税金がっつり取られる…!
株式のように「分離課税・税率20%」ではなく、最大で45%の課税がかかる可能性があるため、「せっかく儲けても税金でもってかれた」という人も多数。
長期保有による節税メリットも少なく、トレーダーにとっては負担大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7. それでも買うなら、全ツッパNG!分散投資を忘れずに

 
 

ここまで散々「やめた方がいい理由」を並べましたが、ビットコインが今後まったく上がらないとも限りません。
ただし、「全資産ビットコインに突っ込む」はリスクが高すぎます。
あくまで分散投資の一環として、少額で余剰資金でやること。これが鉄則です。
リスクを理解したうえで、自分の投資戦略にどう組み込むかが重要です。

 

 

まとめ:熱狂に流されず、自分の投資スタイルを見つけよう

 
 

ビットコインは夢があります。でも、それと同時に現実も見なければなりません。
規制、税金、ハッキング、環境問題、技術的な停滞…。
こうしたネガティブな側面も把握して初めて「本当の投資判断」ができるはずです。

「ビットコインはやめた方がいい」と感じる人は、無理して手を出さなくてもいい。
「それでも信じたい」と思える人は、リスク管理を徹底して付き合っていきましょう。