いよいよ血液検査の結果の日。
この日も朝から緊張で吐きそうでした。
でもここでやっと全ての結果が分かる!
どんな結果でも受け止めて娘のためにどんなことでもするぞ!という覚悟で行きました。
診察室に呼ばれ、先生が検査結果の紙を見せてくれました。
結果は…
全ての項目で異常値は見られず、陰性!
良かったぁぁぁ!!!!
ただし、この検査は結核菌に対して抗体があるかを調べる検査で赤ちゃんの場合は抗体のつき方が未熟なため100%陰性とは言えないとのこと。
てもここで陽性が出た場合は潜在してることが確定になるそうです。
なので、赤ちゃんの潜在性結核感染症を見極めるのはとても難しいとのこと。
先生に、また接種部位が赤くなったんです!再度赤くなった場合に陰性という診断になりますか?と聞くと、一概にそうとは言えませんとのこと。
ちーん。期待したのに。。
今回の判断基準としては、
①コッホ現象が出た
②ツベルクリン検査陽性
③レントゲン異常なし
④QFT検査陽性
⑤娘の周囲に結核患者がいないこと(前回ヒアリングされました)
⑥娘の肌がとても弱いこと
⑦ツベルクリン反応の出方(二重発赤なし、しこりなし)
⑧再度、接種部位が反応している
この辺りを全て見て判断するそうです。
娘の場合はもしかしたら陰性かもしれない。
けれどもし陽性だった場合に、万が一結核が発症してしまったら重篤になってしまう恐れがある。
そうならないように、半年間予防薬を飲むという選択肢がありますとのこと。
予防薬を飲まない場合は、経過観察で何ヶ月か起きにレントゲン検査、血液検査をしに来るそうです。
①潜在性結核感染症ではないという診断で、今後経過観察でレントゲン検査・血液検査をする
②潜在性結核感染症という診断で、半年間予防薬を飲み、数ヶ月おきに受診する。
この2つから選んで下さいとのこと。
うーん。私としては万が一を考えて予防薬を飲んでおきたい。。でもSNSでこのパターンの場合飲まない選択をした方もいた。
難しい。。
先生としてはどちらがいいと思いますか?
と聞くと、
飲んでた方が無難でしょうね。万が一を考えると。
とのこと。
だったら先生の方針に従おう!と夫婦で決めて服薬を決めました。
イスコチン(発症を抑える薬)
ピドキサール(副作用を抑える薬)
この2種類を毎日必ず服用します。
吐き戻しがあった場合はもう一度服用する必要があるそうです。
イスコチンはとても苦いそうで娘には申し訳ない気持ちでいっぱいです。。
今回感じたのは、先生によって見解が全然違うということ。
SNSで見た投稿では↓
⭐︎ツベルクリン検査が陽性の時点で潜在性結核感染症と診断され、有無を言わさず薬を服用と言われた方。
⭐︎ツベルクリン反応が1センチ以上だけどしこりが1センチ以上じゃないから陰性と診断された方。
⭐︎コッホ現象の説明すらしない病院。
⭐︎ツベルクリン陽性でもその後、接種部位に通常反応が出れば陰性と判断された方
⭐︎ツベルクリン検査は接種から1週間以上経ってるからできないと言われた方
⭐︎本物のコッホ現象は1ヶ月くらい赤みが引かないと言われた方
⭐︎陽性の子もコッホ現象が落ち着いた後に再度接種部位が赤くなると言われた方
などなど、本当にみんな違うんです!
それくらい赤ちゃんの結核の診断は難しいんでしょうね。。
この日は3週間分の薬を処方され、副作用が出てないかを調べるため2週間後に再受診するよう言われ帰りました。