子③が「最近はいい事ばっかりですごく楽しい!幸せ〜!」と言った。
本人、何気ない言葉なのかもしんないけど、泣けた。
だって、子供たちは、アルコール依存症夫が同居のときはいつも夫のたてる物音や怒鳴り声に怯え、酔って正体のわからなくなった夫がいつ自室や寝室、浴室に乱入して暴れるかわからない恐怖があったから。
特に子③は子供たちの中では一番の被害者。
夫のセクハラ不祥事のせいで一時的ではあるがイジメにあい、周りの大人からも心無い言葉をかけられた。
当然、子③は夫に懐かなくなる。
自分が全て撒いた種なのに、夫は子③と子①②をあからさまに差別した態度をとった。
本来ならば自分を守ってくれるであろう父親が危害を加えてくる。
そんなのあってはならない。
私が別居の決断をするまでそんな大きな恐怖に子供たちを晒していたんだ。
やっと、やっと、子供たちは、子③はそんなストレスから解放されて、笑顔でそんな言葉を発することができるようになったんだ。
別居してからも、正直な話、今も、子供たちの父親である夫と離れて暮らすことに対して迷いと罪悪感がある。
本当にコレで正しかったのであろうか。
私が我慢すればよかったんじゃないか。
本当は子供は父親と離れて暮らすことを寂しがっているのではないか。
子供にとっては家族皆が揃っているほうがいいんじゃないか。
あんな父親でも一緒に暮らしたほうが良いのではないか。
そんな思いと別居して正解だったんだ、という気持ちがいつも交差する。
父親も母親も揃っているのが当たり前で幸せな家庭、という反吐みたいなうわ言に私はすがりついているだけだ。
夫と別居してて離婚前状態な自分や、父親のいない今の家庭環境を恥ずかしいと思っているだけだ。
これじゃあ、実母やクズ義母と一緒だ。
「離婚なんて世間体が悪い。我慢しろ。」と夫のモラハラとDVで鬱になってボロボロな私にそう言い放った実母に。
「アンタ(ボビ姐のこと)が全部悪い。アンタが息子(夫のこと)をもっと大事にしてやれば息子も悪さをしなかった。アンタのせいでこんな事態になった。」と息子のやっできた数々を棚に上げ、嫁だけを責めた義母に。
私が一番守らなくてはいけないのは子供なのに、自分や自分を取り巻く世間の目から自分を守ろうとしている。
でも子③の言葉を聞いて、改めてそんな自分の不甲斐なさに落ち込み、また、子供を夫から守るための別居、という決断は間違っていなかった、と感じた。
私の一番大事なのは子供たち。
子供たちが笑顔で健やかに過ごせるように環境を整える。
それが母である私の役割だ。
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