初夢・・・からのぉぉ〜〜コト始め | mk14ebr 智&翔 わちゃわちゃ

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智くん大好きが引き金で
嵐のお山コンビに希望と願望を募らせた妄想100%のBLのお話しです

Blです
彼らの名を借りた 妄想願望の話です
ご理解のある方のみお読みください






「ったくぅーーー・・何れ いちゅもこうなるんらよっ‼️」




「だってぇぇ〜〜智くんがあんな事言うから・・」





それは・・・




久し振りに穏やかな年末を迎えた俺らは

除夜の鐘をBGMに

1年の悪しきわだちを 強めのアルコールで消し 清め

すっかり流し切った頃には

智くんのまぶたと頭は重く垂れ下がり

そのキュートな姿を肴に

俺は呂律の鈍くなった口になおアルコールを流し込んでは

真新しい記憶を刻み始めた



そんな年末を迎えた俺らは

元日の午前中を高いびきで消化し

ひっ迫した尿意と空腹のおかげで

なんとか 陽が陰る前に 漸く目を覚まし

アルコール臭を熱めのシャワーで流すと

事務所から貰ったおせちと

智くんが年末に仕込んだカレーで

改めて 新年を祝った



《あけましておめでとう》



《おうっ‼️ おめれとうしゃん》




《今年もよろしく》



《おうっ❗️ まかしぇろ》



《あはは・・・41になっても絶好調ですねえぇ〜〜》



《バカ言え❗️ 41になってからが楽しいんじゃん》




《じゃあ 俺は 来年からかあぁ》




《おで・・はちゅ夢見たぜ》





《初夢❓》


・・・って 元日だっけ❓





《しょ・・・はちゅ夢》




まあ・・新年1発目の夢なら 初夢に間違い無いか




《で・・どんな夢見たの❓》




《しょれがねえぇ・・・・》





《うん》




《・・・・や・・・》





さっきまで 全身から

ウキウキしたオーラを撒き散らかしていた智くんは

まるで 掃除機で 吸い取った様に

見る見るうちに かげりを纏い

小さな口を固く閉ざした




《・・・智くん❓》




《・・・わすゅれた・・てか・・わすゅれて》





《いやいや・・そう言われると 余計 聞きたいなあぁ》




《・・・いや・・わすゅれろ・・

うん・・しょ・・わすゅれた方が良い・・うん

しょ わすゅれよ・・いや わすゅれた》




話しを逸らす為か

それとも 逸らす為の話題を模索してか

影が伸び始めた部屋をウロウロ歩き出し

終いには 音の無い口笛を吹き❓始めた




《ぷぅーーーふふふ 鳴ってねくね⁉️》




《ゔっ・・せえぇ〜〜 くちゅぶえくらい・・・

ブゥ〜〜ビィ〜〜ブブブゥーーーーーー》





《あはははは・・・てかさあぁ〜〜

何で出来ねえかなあぁ〜〜 こんなのが

ピィーーープゥーーーピュゥーーーピィーーー》





《・・・おまえ・・ちらい・・帰れ》





《あ・・・や・・・ご・・・》




《んっ❓ ご・・・らり❓》



ヤバい

ごめん・・・悪かった・・許して・・

今年はこの3つの言葉を吐かない1年にすると

誓い合ったばかりだったんだ




《い・・・や・・そ・・それよりさああ

その は・・初夢の話し き・・きたい・・なあぁ》




《らから しょの話しは わすゅれろって》




《だって 智くんが言い出したんだよ・・

それも 凄く嬉しそうにさあ

そもそも 俺に聞かせたかったんだろ❓ 初夢の事を

なのに 今更 無かった事になんて ちょっと酷くね❓》




ふふふ

言葉遊びで 俺に敵う訳無いからね

特に 智くんは




《ゔっ・・・しょれは ろめん・・あっ‼️》





《はい アウト‼️》




《おまえ ずゅるいぞ‼️》




《ふふん・・・智くんが言い出したんだからね

今年は

ごめん と 悪かった と 許して を 禁止にするって

・・えっと 確か 智くんの罰ゲームは

海老の踊り食いと カブト虫の幼虫を

10分間 手のひらに乗せる事と後 zeroに出る事だっけ❓》




で 俺のは

パクチーだけのサラダをビッグボールで食うのと

超 超 超〜〜 激辛の麻婆豆腐を食う事と

後 心霊スポットを午前2時に1人で行く事





《ゔゔゔぅーーーーーー》




《それか・・初夢の話しをするってのでも 良いけど❓

どうする❓》




《ゔぐっ・・・は・・・ちゅ・・夢・・れ・・》





《良いでしょう・・・聞きましょう》




ストン と ソファーに 腰を落とし

とうに 泡も 喉越しも失ったビールを缶ごと煽ると

ひとつ 大きなゲップをして 意を決したのか

ゆっくりと 話し出した





《あ・・・あのれ・・・はちゅ夢・・れね・・》




《うんうん》




《お・・おでが・・しょの・・

翔きゅんの・・・しゃあぁあ・・こ・・・》




《こ❓》




《こ・・・ろもが・・・腹・・・に・・》





《妊娠⁉️・・妊娠したのっ⁉️

嘘っ⁉️ 俺の子うおぉぉーーーっ⁉️》





《ゔっ・・ゆ・・夢らから・・夢らからね》




《いやいや・・初夢は正夢になるって言うから

満更 夢とは言い切れないよ それ》





《言い切れるわっ‼️》




《いやいや いや

分かんないじゃん やってみなきゃ・・ねえ》





《んなの やんなくても分かるらろっ‼️》




《そんなの 分かんないよ

取り敢えずさあ やってみよう・・ね・・ね・・ね》




運動オンチなんて 微塵も感じさせない動きで

ソファーから立ち上がりかけた智くんを引き寄せ

左右に逃げる唇にかぶりついた











つづく