浮雲 ③ | mk14ebr 智&翔 わちゃわちゃ

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智くん大好きが引き金で
嵐のお山コンビに希望と願望を募らせた妄想100%のBLのお話しです

BLです 彼らの名を借りた 妄想話しです
ご理解のある方のみお読みください







「・・・だと思うんだけど どう思う❓」




「フンフンフ〜〜ん フフフ・・フホォ〜〜」




「ねえ❗️ 俺の話し 聞いてる⁉️」




「ふへっ⁉️」





互いの 丸裸な想いを 確認しあってから

俺の部屋は まるで 秘密基地みたいに

2人だけの内緒の場所になった




「だからね・・

ちゃんと 言った方が 良いんじゃ・・・って・・」





「ふえ❓・・・らりを❓」





もう〜〜 やっぱり 聞いてないじゃん





《ここ おいらのすぺーすね‼️》



そう宣言するなり

フィギュアや ルアー等 細々した物を

パンパンに膨らんだポケットから取り出し

棚いっぱいに並べては 崩し 並べては崩しを

毎回 飽きる事なく続けていた






「ニノだよ・・智くん専属メンタリストのニノ」






「ニノ❓・・が ろうかした❓」






やっと 並べ終えた・・・と思っても




《ん〜〜・・なんかちげえぇぇ〜〜なあぁ〜〜》



と言うなり

子供のように ザーーーーっと 手でなぎ倒していく

この数日 同じ光景を見続けて来たけど

未だに 納得した配置に至ってない

いや・・・多分 一生 納得しないんじゃ・・とさえ思う

まあ 子供が 積み木を積み上げては壊すのと同じで

その行為自体が楽しいんだろう

・・・俺には 到底出来ない所業だけど・・・






「俺の事・・・っていうか

俺らの事気付いてると思うんだ

だから ちゃんと言った方が・・・」





「あ・・ニノなら ちってるよ 」




「えっ⁉️・・・知ってるって何を⁉️」






「おでらの事」





「えっ⁉️」





智くんとの会話は キャッチボールではなく

まるで モグラ叩きだ

何処から出てくるか分からないし

どんな内容で現れるかも・・・

まあ その掴み所の無さに惹かれたんだけど・・・





「言ったもん おでは翔きゅんとラブラブらって」





「ヒィィィィィーーーーー何で何で⁉️」





数年に1度の割合で飛び出すパンチは

俺らのフワフワと上昇気流に持ち上げられた気持ちを

持ち前の低気圧で押し戻し

強い揺さぶりで 現実に連れ戻す





「らってぇぇ〜〜悪いじゃん

しょの気も無いのに ほっとくのはしゃあ

時間のむららろ❓」





「いやいやいや・・・だからって それは・・・」






《悪いけど 誰にも 大野くんは渡さない》





俺さえもまだ気づいてなかった気持ちを

俺よりも早く察知し

モゾモゾとこそばゆい想いにナイフを突き刺した

ただ・・そのおかげで 風穴が開き

俺は ライバルを得た事で

まだ生まれて間も無い想いが成長させていった





「しょれに あいちゅのは 憧れれ愛じゃ無いもん」





「でも・・・・」




それを言うなら 俺だって・・・

勿論 今は 大好きだし 愛してる

でも 最初は 憧れからだったし・・・





「きすゅ・・・」





「えっ⁉️⁉️ キ・・・キスしたの⁉️ ニノと⁉️」





「・・・らから・・・れきなかったの

おいらも・・・ニノも・・・」






「で・・・きなかった・・ん・・だぁ・・ふうぅ」





「翔きゅんはれきる❓ おいらにきすゅ」





「ヒィィィィィィィィィィィィ」





ワックス無しのスッピンの智くんは

30を過ぎたというのに15のあどけなさが有り

トロンとした柔らかな瞳と

時折覗く居場所を失くしたキュートな歯が

俺の押さえつけた本能を撫で付ける





「・・・ふへへへ・・・しょっか・・しょうらよね

男にきすゅなんて れきねえよな・・

しょれも こんな おっしゃんに・・・しょっか・・へへへ」




ガシャン ザーーーー




くしゃくしゃにした顔は

ショックと 諦めと 自戒を隠すみたいに歪められ

並び終える手前の装飾品が 雑音を立てて床に落とされた





チュッ




「ふえっ⁉️」




「俺は出来るよ・・なんなら もっとしたいくらいだ

長いのも 激しいのも・・舌だって入れたいもん」





なんなら・・・その華奢な首筋にかぶり付き

舌で舐め上げ 耳の中を冒険し

そして・・・・そして・・・・






「へへ・・・へ・・よたったぁ・・

おでらけらと思ったもん・・・きすゅ・・ちたいの」





「智・・・くん・・」





「ニノの事は すゅきらけろ

きすゅちたいとは・・・思わなかったんら・・・

けろ・・・翔きゅんは・・・翔きゅんとは・・

らから この前

翔きゅんと同じ気持ちなろ分かって

すゅっごくうれちくなって・・・れも・・

おいらのすゅきと 翔きゅんのすゅきが同じか

すゅっごく・・不安れ・・・

こうやって ここに居ても おまえ 何もちねえち

たら ニコニコちて おでを見てるらけらから・・・」







あっ・・・それで・・・


並べては 払い除けてを繰り返していたのは

不安だったんだ

俺の想いの程度が掴めなかったから

何時までも 俺の部屋に

あなたの場所が出来上がらなかったんだ






「・・・キス・・・して・・良い❓」




ー流れていくー





「・・・う・・・ん・・」





「さっきのより 長いの・・・も❓」




ー俺らを・・俺らだけを乗せた 浮雲が・・ー




「・・・う・・・ん・・」





「し・・・舌・・・も・・・」





ーどんどんと 加速を付けて・・・ー





「下❓・・・しょ・・・れは・・いきなりらろっ

しょれに・・まら ろっちが・・も・・決めてねえち・・

しょ・・・しょれに・・ろうやるかも・・・

えっ⁉️・・翔きゅん経験あんの⁉️

られかと もう しょういう事ちたの⁉️」






「違う違う‼️舌だよ・・・舌・・ベロ・・」





ー明るく・・暖かで・・心地の良い中を

フワフワと・・でも確実に スピードを付けてー





「はあぁーーー ビックリちたあぁ 脅かすゅなよぉ」






「いや・・・あなたが勝手に・・・

それに 俺は そんな経験無いし

智くん以外 キスも・・・したか・・

や・・でも あれは 仕事だったし

学生のノリみたいなので・・・」




ーぽこぽこ と 千切れそうになる綿毛を

必死で押さえ

少しでも居心地良くなる様に 想いを掻き集めるー





「ジィーーーーーーーーーふっ・・

良いよ・・過去があっての今らから

おいらは 今の翔きゅんがすゅきらからしゃ」





ー淡く・・甘い 秘め事を持って・・・ー







「改めて・・・キス・・・して良い❓」





ー2人を乗せた浮雲が・・・ー






「うん・・・ちよう・・・きすゅ」






ー流れていくー