「そうですけど…」
から始まり、私の出身高校を確認され。


「やっぱそうかー!」
「マジで!!」
「スゲー!!」



…私はまだ理解できず。
ナンダナンダ!?って
圧倒されるばかり。


やっと落ち着いた所で分かったコト。




名前がY。

私の地元の高校に通ってる高校3年生。

彼が乗ってきて下車をし、その折り返し発車する電車で私は通学していたこと。

私の名前だけは盗み聞きで知ってたってこと。

何度も何度も
スグ横をすれ違ったこと。

ずっと話し掛けたかったけど学年も分からず
結局話し掛けられなかったこと。

そしてそのまま
私が卒業してしまったこと。




確かめるように
懐かしむように
目をキラキラさせて。


「コレって奇跡?
やっと話せた」


笑って見せた彼。



「まずは友達になって!!」



そこから始まった。



◆つづく