重度知的障害のある自閉症児の次男(年長)の就学準備で地域の小学校の特別支援学級を見学してきました
 
うちの市では支援学級の見学は2学期が多く、今の時期の見学は珍しいそうです
教育委員会の担当者さんに恵まれました
 
 
地域の小学校の良さ、つまり、地域の良さは、素がおおらかなところだと思っています
変な人も多いんですけど同じだけ変な人に寛容というかなんというか…
 
 
田舎コミュニティの距離感の無さは面倒見の良さとも言え、客観的にみて「かなり変なやつ」な次男も、長男の弟としてちゃっかり混ざれる居場所があります
 
 
 
なので特別支援学級もワンチャンいけるかと思ったのですが、見学早々に撃沈しました
 
 
 
ご自由にご見学くださいスタイルで情緒級も見たかったしトイレも見たかったのですが学校側の案内者がいないので聞けず…
まぁ通うことはないだろうからいっかと10分で知的級の教室を後にしました
 
 
 
 
その後、校長室!で校長先生!と面談しました
 
校長先生は悪い人じゃなさそうだけど親身なタイプでもなさそうで、「子どもの実態に合わせて」を連発されました
 
実際そうとしか言えないか、、、
 
 
 
 
 
次男に不向きと感じるポイント
  • 教室2階、ベランダあり
  • クラス持ち上がりでも毎年同じ部屋とは限らない
  • 先生1人(+支援員1人)に生徒6人
  • 教科書は1年生の教科書
  • 図工音楽体育は交流級で受ける
  • 交流級にいるときに支援員がつかない場合もある
 
実態に合わせているシリーズ
  • 付き添いでも集団でも登校は子どもの実態に合わせて行えるが玄関より先も一緒の子はいない
  • 給食も子どもの実態に合わせている
  • 障害が併存している場合の知的クラスか情緒クラスかはどちらもありうる、知的クラスで自閉症の子も多い
 
 支援学級として工夫されていると思ったポイント
  • 小部屋ではなく1クラスが割り当てられていて広々していた
  • ロッカーにカーテンがしてあり刺激が減らされていた
  • 絨毯コーナーが設けられており、一画に段ボールで作られた秘密基地があった(たぶんクールダウン場所?)
 
 
 
校長先生にはお子さま連れでまたいらしてくださいとおっしゃっていただきましたが、その機会は100%ないかな…
 
 
「勉強をしに行く場所」という高い壁がありました