時計にハマる前、急に「冠婚葬祭時計を持っておかないといけない!」と思うようになりました。
40代半ば。コロナ前の話です。
当時持っていたのは、アストロンと赤枠G-SHOCK。さすがに冠婚葬祭には使えないと判断。
だからと言って、わざわざ買うのも抵抗あり(当時は)。そこで白羽の矢が立ったのは、実家で眠っていたブライツでした。
これなら白文字盤だし、バーインデックスだし、ブレスを黒革ベルトに替えれば、ギリギリいけるだろうと思いました。
早速近くの時計店でベルト交換を依頼しましたが、そこで言われたのが、
「このブレスは取り外しできない!」
バネ棒部分が錆びていて、取り外せる自信がないというのが理由。意外でした。時計修理人はどんなブレスでも外せると思っていたからです。
ということで、ブライツ冠婚葬祭時計化計画は、あっけなく終了しました。
時は過ぎ、今や冠婚葬祭に使えそうな時計は手元にゴロゴロしています。しかし絶対的存在は、このドルチェ。
買ってはみたものの、冠婚葬祭としての着用機会は数回のみ。
冠婚葬祭の機会ってそんなものだと思いつつも、もう少し使ってあげたいと思ってます。