若い頃、仕事用として自分が着けていい時計はどこまでなのか、よく考えてました。
最近の主流は、三針バーインデックスの白文字盤。しかしこれは、最高の無難時計。
至極定番化された、ビジネス時計デザインです。
今はこれが好きなので、何の問題もありませんが、若い頃はそうではありませんでした。
境界を攻めたかったのです。
その目的で最初に買ったのは、セイコーブライツ。
白文字盤のバーインデックスですが、バーが太めで、時針分針秒針も少しだけ個性あり。
結論として、これは問題なしでした。
しかしもっと攻めたい!
そして、アストロンに昇華。
自分としては、かなり攻めましたね。だって白文字盤でもないし、三針でもない。
でもこの時計でも、周りからとやかく言われることはなかった。セーフでした。
結果として、自分の業界や職場はあまり時計にうるさくないことを悟りました。
そして、自分も50代。
部下がどんな時計を着けているか、ちょっと見下ろす立場になりましたが、そこで気づいたこと。
「スマートウォッチ多すぎ!」
これこそかなり攻めたビジネス時計だと思うのですが、今やこれが最強の無難時計かもしれません。