前回の続きです。
手持ちの70年代に製造された時計の、当時の価格を調べました。
今回はクオーツ編です。調べたのはこの2つ。
①タイプII
当時のエントリーモデルです。カタログはこちらの右側。
エントリー機ですが、攻めた価格です。
前回紹介した自動巻きのキングセイコーと同額というのが恐ろしい。
②キングクオーツ
キングを冠するこのモデルも、当時はスーペリア、グランドクオーツに次ぐ、クオーツ3番手でした。
カタログはこちら。
56,000円!高いです。というか強気です。
キングセイコーの2倍!
ちなみにクオーツ最上位のスーペリアは、当時定価18万円でした。
改めて思ったのは、「70年代クオーツは高かった!」ということ。クオーツ黎明期、新しいテクノロジーに対して、価格設定も強気だったことがよく分かります。
そんなオールドクオーツも、今はかなりお手頃に流通しています。猛烈に買いたくなりました。