最近、キングクオーツになんとも言えない味を感じています。
2年前、オールドクオーツブームのときに勢いで買った後、少し後悔しました。理由は手持ちのキングセイコーと似ていたので。ついでに名前も似ています。
こうして比較すると、キングセイコーは時針分針の形状にアクセントがあって、全体的にキリッとした印象。一方でキングクオーツは、針の形がおとなしく文字盤の余白が広く感じられ、なんとなく物足りなさを感じていました。
しかしここに来て、そのメリハリのなさになんとも言えない味を感じています。文字盤の余白の多さに、上品さを感じるようになりました。
キングクオーツはこの冬のビジネス第3時計。もう少し起用機会を増やしたいところです。