自動巻き時計、1日で数十秒進んだり遅れたりするのは仕方がない。でも遅れるよりは進む方が嬉しかったりします。
理由は、時間補正がしやすいから。
進む時計は、基本りゅうずの上げ下げだけで時刻補正できます。りゅうずを上げて時計を止め、正しい時刻でりゅうずを戻せば、それで終了。ツーアクションで補正できます。
しかし遅れる時計は、分針を前に進める作業が加わります。これが面倒です。正直自分にとっては、どれだけ時間がズレるかより、進むか遅れるかの方が重要だったりします。
こちらは最近ビジネス時計の役割を終えたキングセイコー。革ベルトをロードマチックに奪われ、少し悲しい佇まいです。
これも進む時計で補正は楽でしたが、進み具合が大きいのが気になっています。今度ちゃんと測ってみたいと思います。