それはグランドセイコー。SBGX061です。


 

大学生の頃よく時計のカタログを見ていましたが、「グランドセイコーなんか絶対買わないよ!」と思っていました。「典型的なおっさん時計じゃないか!」とも思っていました。

 

しかしそんなグランドセイコーが、2年前にものすごく欲しくなりました。人の欲求なんて年月が経つと大きく変わるものです。同時に自分がおっさんになった証でもあります。

 

デザインと価格を考慮して、買う個体はSBGX061ですぐ決まりましたが、これは現行品にあらず。中古品を買うことになるものの、10万円を超える時計をヤフオクで買うことにものすごく抵抗がありました(今もそう)。リスクを減らすためショップの出品者から買いましたが、なかなか手が震えたのを覚えています。

 

でもそんなグランドセイコー、私のビジネス時計で希少な黒文字盤。白文字盤では出せない、絶対的な重厚感があります。コロナ禍で使用機会は少ないですが、まだ気づいていない良さが今後見えてくると思います。



グランドセイコーの中では低価格帯の時計ですが、私にはこれで十分。末永く使っていけそうです。