帰省の際に面会した、もうひとつの時計。
物置で眠っていた、精工舎の振り子時計です。
機種も、型番も不明です。
私が高校生の頃まで動いていました。
子供の頃から、この時計のゼンマイを巻くのが私の当番でした。今ではゼンマイを巻いても動きません。
いつから家にあるのか分かりませんが、それなりに古いものだと思います。私のセイコー贔屓は、間違いなくこの時計の影響です!
この時計は、分針が12に来たとき、その時刻の数だけ鐘が鳴っていました。
例えば3時ちょうどには鐘が3回、12時ちょうどの時は12回鳴りました。
各時30分の時も、1回鐘が鳴りました。
当時、夜中にこの鐘の音で目を覚ますことがよくありました。今となってはいい思い出です。
こういう振り子時計、最近まったく見なくなりました。なのでこの時計を再生したいと密かに思っています。
しかし実際動くようになったところで、夜中に鐘が鳴ることを受け入れられるかどうか、なかなか悩ましいところです。
もうしばらくこのままにしておきます。