ヤバいです。グランドセイコーを買ってしまいました。
私の中で定めていた一線を、完全に越えてしまいました。
「最高の普通」
それがグランドセイコーのキャッチフレーズ。まさにその通りの時計です。
黒は限りなく黒く、針は平面シルバー。バーインデックスと黒文字盤とのコントラストも高い。
きわめてシンプルでありながら、私のレギュラー時計の中で最上の風格を有しています。
立て続けに買った、ロードマチック、キングセイコー、ドルチェの共通点、それはすべて白文字盤だということです。
方向性を変えるため、今度はバーインデックスの黒文字盤を買いたいと思いました。
そしてそれを何の時計にするか・・・、この流れで行くと・・・、
「もうグランドセイコーしかないでしょう!」
グランドセイコーは2017年にセイコーブランドから独立。現行モデルは12時位置の表記が「GS」となり、「SEIKO」表記がなくなりました。
この賛否はいろいろありますが、私は絶対に、
「SEIKO表記は必要」派。
なぜなら、
「グランドセイコーであることを周りにアピールしたくない、自己満足に留めておきたい」から。
ということで、今回も中古品をオークションサイトで入手することになりました。
このSBGX061はクォーツモデル。このシリーズでは最も外径が小さく(約37mm)、自分にとっては一番使いやすいサイズです。
それでいて確かな重量感。GSを見なくともGSであることを体感できます。そしてこのシリーズの中では一番安価です。
セイコーのカタログは大学生のころからよく見ていましたが、正直グランドセイコーを買う日が来るとは思ってもみませんでした。
「GSはおじさんがつける時計」というのが当時の私のイメージ。自分もそんなおじさんになったと思うと、不思議な気持ちです。
【レギュラー時計ファイル】
No.6:グランドセイコー SBGX061 (セイコー)
製造時期 : 2015年8月
使用シチュエーション:
会社通勤、国内出張(雨天限定)