なんだか急に色々なことが動き始めて、
不思議と気持ちも落ちついてきた、ここ数日。
ある朝目覚めたら、
今まで自分の身に起こっていたことに対する理由が
謎解きのようにするすると理解できて、
そして、ひらめくように気づきました。
「そっか、私、旅に出ていたんだ・・・」
自分の核となるものを手放して、
大切な人たちと距離を置いて・・・
大事なものをすべて失くした状態で生きていたこの半年間。
新しい人との出会い、新しい経験の数々・・・。
何も持っていないこと、新しく得たものにさえ気づかず、
激動のごとく過ぎ去った日々もありました。
でも、結局は、私には何もなくて、自分の中がずっと空洞で、
それを埋めるように、
たくさんの人と過ごし、たくさんのことを吸収してきたけど、
それでもずっとずっと、空っぽのままで。
虚しくて、辛くて、でもどこへ歩いていけばいいのかさえもわからなくて、
がんばりたいのに気力が追いつかなくて、何もできないことが本当に苦しくて。
そんな時期がずっと続いていました。
今思えば、暗いトンネルの中を手探りでさまよっているかのようでした。
でも、ある方たちがそっとかけてくれた言葉のように、
楽しいことが長くは続かないように、
辛いことも、長くは続きません。
生きていると、いろんな辛いこと、苦しいこと、
時には理由のわからない虚無感や苦痛に見舞われることもあるけれど、
それでも。
明けない夜はない。
明けない闇もない。
そのことを、今の私は知っています。
そのきっかけが、先日受けたレインドロップなのか、
それとも時期的なものなのかはわかりませんが・・・
トンネルの出口を指し示すような光がようやく見えてきて、
やっと、そんなふうに思うことができるようになってきました。
そして、ふと・・・今年の抱負、「脱皮する」という言葉を思い出し、
もしかしたらこの半年は、
脱皮するための時期だったのかな、とも思ってみたり・・・。
この「脱皮」ができたかは今の段階ではわかりません。
ただ、今までいた場所とはまるで違う世界を生きたこの半年の経験が、
自分の無力さを呪い、がむしゃらに苦しみもがいただけの経験が、
これから生きていくうえで、
きっと何かの糧になるんだろうなあとは思うのです。
大切な友達に「元いた場所に帰って来た気がする」と言ったら、
「Welcome home」って言葉をくれました。
「おかえり」よりも意味深いのが印象的でした。
きっとまだ私は旅の途中。
私がいるのは今も暗いトンネルの中で、
この停滞状態から完全に抜け出せたわけではないと思います。
でも、ようやく暗闇の中に光を見つけることができて、
ホッとしている状態、それが今だとも思うのです。
歩みを止めたらまだ出ることはできない。
でも、あともう少し・・・。
暗闇の中では、何もかも見えなくなってしまう。
自分の居場所も、自分の気持ちでさえも。
でも、明けない夜はないし、明けない闇もない。
旅の終わりを前に、思うこと。