近所のラーメン屋にて物思う | いつもSEDUCTIVE
先日の夜、近所のラーメン屋さんに家族で行きました。
もともとラーメンはそこまで好んで食べないし、
本当に近所なので味にも疑問はあったのですが、
ひとり残っても夕食にありつけそうになかったので、
ついていくことに。

そこは304円の中華そばを看板にしている安さがウリのチェーン店。
何度か車から見かけたことはありましたが、
驚いたことにめちゃくちゃ混んでいて、
30分くらい待ちました(年始だったから?)。
有名ラーメン店でもあるまいし、
こんなラーメン屋で待つなんてありえない・・・。
お腹もすいていたので、相当、機嫌が悪かったです、私。

あまりにヒマすぎたので、
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』のごとく、
このお店について考えることに。
今日はこれだけ混んでいるけれど、
ラーメン1杯最低304円で、果たして経営が成り立つのかどうか。
店内はやっぱり家族連れが多く、地元密着型のお店のようです。
でも、都内の人気店とは違って、
たぶん回転はそれほど早くもなさそう。
メニューをみると、他の商品は600円前後で、
サイドメニューもわりと充実。
席数はカウンターだけのラーメン屋よりは広いけど、
ファミレスよりは狭い。
従業員は、厨房の中も含めて10人前後。

これだとお店の純粋な利益はどのくらいになるのでしょう?

たとえば、お客さん全員が304円の中華そばしか頼まなかった場合。
他の商品の半額になってしまうわけだけど・・・
結局、単価の安い商売は、
量産してそれだけ売れないと儲からないし、
人手がないとまわらない商売には、
ある程度の人件費が必然的にかかってしまう。
そうしたらあとはどこでコスト削減をするか・・・。

とはいっても、
結局はターゲットに対するニーズなのだから、
これはこれで成り立つビジネスなのかもしれません。

ガラにもなくそんな難しいことを考えていたら席に通され、
私は当たり外れのなさそうなざるラーメンを頼みました。
そして食事にありつき、帰り道にまた、考えごと。

家族5人、おなかいっぱい食べてデザートまで頼んでも、
私の飲み代よりも少ない金額で夕食が事足りてしまうという現実。
改めて、誰にともなく、
お金に付随する価値というか、
お金に対する価値観の違いのようなものを感じました。
でも。
金額がいくらだったとしても、
気持ちよくお会計ができて、
笑顔でごちそう様が言えればそれで充分なんだろうな。
要は金額の高低じゃなくて、
その価格に見合うだけの価値があるかどうか、
ただそれだけ。

私が最初に思った、
安いし地元だし、本当においしいのかなーという疑問も、
もうなくなっていました。
そう思えたのは、
私の頼んだざるラーメンが普通においしかったのと、
家族が満足しているように見えたからです。

とりとめがないけど、
なんだかそんなことを延々と考えた夜でした。