初日に取材を受けました。

ちょうど支部長と私が受付していた時で

「金子さんもちょっと、ちょっと!」

手招きされて私も一緒に載りました。


今日からお客様増えると思いますチョキ


昨日は午前中市民病院だった。

お当番は午後からにしてもらったので午前中に来て下さった方には申し訳ありませんでした。

「先生、見て来ましたよ」数人からLINE。

とても嬉しく思います。

午後からはフクロウ倶楽部メンバーが全員揃って来てくれました。

タペの帯や着物を下った方がいますのでね、

彼女には是非作品を見て欲しかったのです。

「ありがとう、おかげさまです」

唯一無二の私だけの作品になりました。


【向日葵】

土台に使ったのは紋付きの男物の麻の着物です。

それに蚊帳をのせています。

縦の細いラインは夏帽子の素材。

まわりは男物の細帯。


【望郷】

土台布は帯、丸く切り抜いて使ったのは夏袴。

まわりは袴の紐を使ってあります。

縦のラインは夏帽子の素材です。

帽子の先生が教室辞める時に下さったものです。


毎年1枚、その年の自分の想いをここに残しています。

テーマが決まると不思議なことに材料か集まって来るのです。

【アガパンサス】の時は本当にビックリ!

誰にも言ってなかったの。

「アガパンサスを刺したい!」と急に閃いた。

そんな時に生徒さんが

「先生、蚊帳お使いになりますか?」

知り合いが処分すると聞いて(先生ならリメイクに使うかも知れないと)もらって来たのだと言う。

綺麗なブルーのグラデーションの蚊帳だった。

(わっ!これにアガパンサスを刺したい!)

イメージにピッタリすぎて驚いた。

そのグラデーションを活かして土台を仕上げた。

濃淡を切り抜きバランス見ながら組み合わせた。

もうこれだけで充分に美しいタペストリー。

リボン刺繍せずにこのまま飾ろうか?と迷った。

このまま1ヶ月ほど寝室に掛けて楽しみました。

でもあの年は「アガパンサス」に意味があった。

この家から飛び出した私はアガパンサスと海と空の青さに救われたのです。

あの時の気持ちを忘れないための、

これからも強く生きるための【アガパンサス】

あの年の新洋画会展では『優秀賞』を頂いた。

誰にも分からない私の想いだとしてもその作品が評価されたのはとても嬉しかった。

どんな作品もそうなのですが見た人の心に何か残せたら嬉しいです。

「好き💕」という気持ちかな?


今日も午後からお当番。

夕飯の支度してから出かけます。

帰ったらすぐお風呂、すぐ食事、早く寝る。

『新洋画会東海支部展』14日(日)まで。

楽しみつつ毎日元気に過ごしています、感謝💕


(^-^)/ ラブラブ 今日も良い一日になりますように

左矢印 Instagramは私の作品集