大人はみんな将棋を指せるんだと思ってたし、実際 将棋を指せてたよね。


学校では将棋クラブが当たり前のようにあった。


でも 今では将棋が指せない大人が多いんだね( ̄▽ ̄;)

学校でも将棋クラブはないんだってさ。

びっくりだ!


ただでさえ 怖い大人が盤の前に座ると 益々 怖い顔をしてさ。


でも、そんな大人たちに将棋を教えてもらう事ができるのは 何だか一人前扱いしてもらってるような 特別な感覚におそわたもんだよ。


お互いに正座をして 盤を挟むだけで大人になった気持ちになれた。




大人だからって 歩が二つ進む訳ではないし、子どもだってそう。


対等な瞬間がそこにはあったからこそ、子どもは真剣に将棋を教わったんじゃないかな。


そこで 会話がうまれる。


駒で会話するには正座をして 姿勢を正してからじゃないとダメだった。


威厳ある会話って感じ。



あの感覚を知らない子どもがたくさんいるのは なんだか寂しいね。