昨日の夜のこと。
ちびスケとお兄ちゃんがじゃれてました。いつもの光景です。
お兄ちゃんがちびスケを抱っこしながら歩いてて…床に置いていたバンボを跨ごうとしたのですが、目測を誤ったのか、つまづいて転んでしまいました。
私は、少し離れた食卓の上を片付けしながらみていたのですが、心臓が止まるかと思いました。
でも、お兄ちゃんは偉かった。
転びながらも、ちゃんとちびスケの頭の辺りを抱えて自分に引き寄せながら、守ってくれてました。
少しゴツッ
としましたが、日頃転んでいるのから比べても、軽いほど。ビックリして、ちょっとウェェン…
としましたが、すぐに泣き止みました。しかし。それよりもびっくりしてマブイ落とした(魂を落とす、スゴクビックリした時に沖縄ではそう言う)のがお兄ちゃん。
血相を変えて猛スピードで駆け寄ってきた私に『何やってんだよ、アンポンタン




』と、張り飛ばされるかと思ったらしい。怯えた顔で、ギュッと体を固くして、ちびスケを抱いていた。
ゴメンよ、お兄ちゃん…。
そんなことを思わせちゃったんだね…

悪いお母さんですね…(涙)
いつもの私の行動は、そうだった。何度注意しても、ちびスケに対して危険な行動をとった時には。
ゲンコツなんて、当たり前に。
正直、その時は張り飛ばしてやりたいくらい、頭に血が上ったのも事実。
でも、お兄ちゃんが『守らなきゃ
』って、一生懸命に身を呈して抱き締めていてくれたのも、しっかり見ていた。二人に駆け寄った瞬間、私は先にちびスケを床から抱き上げて、もう片方の手で、お兄ちゃんを『大丈夫だった?』ってギュッと抱き締めることができた。
口から心臓が飛び出してくるんじゃないかっていうくらい、私もバクバク
していた。きっと怒られる

って思っていたお兄ちゃん…。抱き締められて、体の緊張が解れると同時に、安心感からポロポロと涙をこぼしていた。
『ありがとうね、ちびスケを守ってくれて。お兄ちゃんも、どっか打ったり、捻ったりしなかった?』
私の声に、首を振り振り、涙を拭いていた。
たまたま、その瞬間を見ていて良かった。そうでなければ、きっとまた、こっぴどく叱っていたかもしれない。
お兄ちゃんの心も、更に縮こまってしまったかもしれない。
お母さんはちびスケばかりを可愛がって、僕の事はどうでもいいんだって思わせてしまったかも。
落ち着いた後、ゆっくりゆっくりと注意しなきゃいけないことを伝える。
お兄ちゃんも素直に聞いてくれていた。
その後、笑顔も出るようになったお兄ちゃんは、ちょっと自慢げに『僕は、ちびスケをちゃんと守ってあげたよ』と言っていた。
アンタが転ばないように気をつけていれば良かったんだよ
って思ったけど、それを言う気力も無く…ただただ心臓の動悸を押さえるのに一生懸命だった。二人に何事も無くて良かった。
もし、ちびスケが怪我したりしたら、きっとお兄ちゃんは、ずっと心に傷を残していただろう。
私が怒ったり、責めたりしなくても。
私も、お兄ちゃんはなんでもっと注意して歩かなかったんだろう、なんで私は、片付けをしておかなかったんだろう、ご飯なんかゆっくり食べていたんだろう…と、人を責めたり自分を責めたりして、過ごすことになったはず。
本当に何も無くて良かった。ちゃんと見てて良かった。
夜も遅くまで、なかなか寝付けない夜
でした…。