台湾訪問記1 | 弁護士MKのネット総合事務所

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地方で弁護士をしているMKが仕事や趣味のことをいろいろつづります。

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・19日


夕方出発。

台湾・桃園国際空港に到着しても寒い…

空港では台湾の弁護士に迎えに来てもらいましたが、「熱烈歓迎」みたいな横断幕が準備されてすごい気合いを感じますw

空港でとりあえず1万円だけニュー台湾ドルに両替。


台湾も特別な寒波にでも襲われているのか、日本同様ありえない寒さのようです。

そんな寒さの中でも、バスやホテルの中は冬でも冷房がかかっていますw

囲われた空間の中では冷房がかかっているのが常識という発想でしょうか。


空港から2時間以上かけて雲林県へ。

途中のサービスエリアでペットボトルのコーラを購入(29台湾ドル)。

結局この旅行中に自分で支払った現金はこれだけでしたw


深夜12時前にホテルにチェックイン。

さてゆっくり休もうかと思ったら、急きょ近くに飲みに行くというので連れ出されました(MKはお酒飲みませんが)。

地元の弁護士に屋台の延長のようなお店に連れられて、鴨鍋みたいなものをいただきました。

ぶつ切りにした鴨肉や鴨肉のつくねが入っていました。

ほかには湯葉みたいなものやキャベツなど葉っぱものを大量に投入する日本では味わったことのない鍋でしたが、なかなかいい味が出ていました。


ホテルに戻ったのは1時過ぎだったでしょうか。

次の日は弁護士会等の公式訪問の予定が入っているのにゆっくり準備したりくつろぐことはできず^^;

まあこれが台湾式のおもてなしなのかなと感じた1日目でした…


・20日


1日目のホテルはある意味すごいところで(w)、翌朝きちんと起きられるか不安もあったのであまり寝られなかったのかもしれません。

予定していた時間前にいつもと違って自然と目が覚めました。


午前中に雲林地方裁判所を訪問。

台湾では裁判所と検察庁が同じ建物に入っているのが一般的なんでしょうか。

さらにその建物の中に弁護士会が間借りしている感じ。

まずは会議室で歓迎を受けてから、すぐに裁判所へ移動。

DVDで台湾の裁判の説明などを受け法廷傍聴へ。

民事の裁判では、おそらく本人訴訟と思われますが、共有物分割の裁判で裁判官と当事者がかなり話をしていました。

刑事の裁判は、覚せい剤の自己使用事件で、取調べの様子を撮影した録音・録画の再生が行われていました。

いわゆる取調べの加視化は日本より相当進んでいます。


その後検察庁へ。

女性検事正を筆頭に歓迎セレモニーがあり、パワーポイントによる仕事ぶり紹介がありました。

1人1人にフルーツの盛り合わせが用意され、バナナ・リンゴ?・??・フルーツトマトをいただきました。

案外フルーツトマトがいけました^^

バナナはさすがに納得の台湾バナナ、それ以外のものは外国でよくありがちな感じです^^;;


お昼は雲林弁護士会のご馳走で海鮮料理のお店へ。

刺身から始まり、北海道産(?)のタラバ蟹(?)鍋と豪華な料理でした^^

雲林弁護士会訪問ということだったのですが、台中近辺の弁護士がたくさん集まっていて大盛り上がり。

MKはお酒を飲まないのでいいのですが、飲む人(特にK先生w)は台湾式乾杯で相当飲まされていましたw


とにかくおもてなしの気持ちが相当強いのか、おそらく「うち(の弁護士会)にも来なさい」というやり取りがあったのだろうと思われますが、今回の訪問旅行はここからスケジュールがメチャクチャに変更されますww

もともと予定されていた弁護士会(ついでに裁判所等)公式訪問はここで終わりだったはずですが、台湾で年に1度各地を持ち回りで回っているらしいランタンフェスティバルというお祭りがちょうどこの時期に近く(といっても車で1時間以上かかります)の南投で開催されているということで、午後は南投へ行くことに。


まずは南投弁護士会に寄って大歓待を受け、その後夕方からランタンフェスティバルへ。

ランタンフェスティバルは台湾全土から見物客が来るようで、会場近くに設けられた駐車場からシャトルバスで会場に向かいます。

会場でバスを下ろされてからも目的地まで1時間くらい歩いたでしょうか…しかもこの日も寒い><

台湾にダウンジャケットを持って行くかどうか最後まで悩んでいたのですが、結局持ってこないで失敗しました^^;;

風邪を引きそうな寒さの中で暗くなるのを待ち、お目当てのショー(?)は10分くらいであっさり終了w

また1時間くらい歩いて引き返します^^;

途中の出店で体を温めるためにご馳走してもらったあっさり味の魚のつくねのスープが旅行中で一番おいしかったかもしれませんw


帰りのシャトルバスは渋滞していたからか、相当待たされました。

ようやく車に戻ると、また1時間以上かけて雲林へ戻ります。

2日目の夜は台湾で終始お世話になった先生がご馳走してくれるということだったので、移動に疲れた中でもとても期待していたのですが、いきなりカラオケスナックのようなところに連れ込まれ、そこに大量の料理が運ばれてきたのでした…

料理自体はおいしかったのですが、日本の演歌や台湾の歌を延々と聴かされました。

翌日はまた車で数時間かけて雲林弁護士会を訪問するということになっていたので、明日もこの強行軍が続くのか…という気持ちで何だかぐったり。

数時間のカラオケご飯を終え、また時間をかけて山の上の豪華ホテルへと向かったのでした。

2泊目は1人1泊2万円以上もしたのですが…まあ普通のホテルのツインルームでした^^;;


続く