今日は英検について。

 

生徒さんの中でそろそろ英検準2級を…という方が出てきました。

 

保護者の方と話す中で、

運動部の大会が多いため英検の日程が合うかどうかわからない・・・という話が出て、

 

そういえば、CBTのことをお話していなかった、ということに気がつきました。

 

CBTについては、まだあまり知られていないようですが

受験日程の選択肢が広がるので、

忙しくて従来型の日程が合わない方は検討されると良いのではないかと思います。

 

 

英検には、現在2種類の形式があります。

①「従来型」と、②「CBT(コンピューター受験)」です。

CBTは、正確には「英検S-CBT」といいます。

 

①従来型の英検について

 

従来型の試験は昔からある形式で、年に3回実施されます。

一次試験は毎年、6月、10月、1月です。

 

一次試験で筆記試験(リーディング、リスニング、ライティング)を受け、

一次試験で合格した人だけが二次の面接試験(スピーキング)を受けます。

 

従来型は1級(上級レベル)から5級(初級レベル)まで、すべての級が対象です。

 

4級・5級にはスピーキング試験はありません。

(受けることもできますが、合否には関係ありません。)

 

②S-CBTについて

 

従来型との違い

(1)回答はコンピューターで選択

(2)会場が選べる(ただし梅田や三宮)

(3)日程が多い

(4)1回で終わる

 

・回答はコンピューターで選択

 

従来型はマークシートですが、

S-CBTはコンピューターで受験します。

 

ライティングについては、S-CBTでも

筆記か、タイピングのどちらかを選ぶことができます。

 

級は、3級~準1級までが対象です。

 

 

・会場は自分で選びます

 

従来型と違って「準会場」の設定はなく、

「テストセンター」と呼ばれる常設の会場に行って受験します。

このあたりだと、梅田、もしくは三宮が便利です。

 

毎週のように開催されてはいますが、

日程は先着順なので希望の日が早く埋まってしまう場合もあります。※

 

従来型と違い、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング4つの試験を1日で済ませます。

 

 

※詳しい日程やテストセンターの所在地は、英検S-CBTのウェブサイトでお確かめください。