中学生のクラスは、2学期の間まではNHKラジオ基礎英語1を利用していましたが、ラジオのペースが早かったり、毎日継続して聴くのが辛い子も出てきたので、1月より学校で使用している教科書を利用し始めました。
文法説明は一通り終えているので、教科書本文を徹底的に音読し、自分の言葉で発信できる活動まで行なっています。
英語は大量のインプット(正確に読む・聴く・音読) から アウトプット(発話・作文)までするのが効果的です。 なので、教科書の本文は理解して音読・暗誦ができるようになった後の活動から、本当の力がついてきます。
インプット活動
日本語→英語への変換練習は自由度のない活動です。 それが完璧にできるようになった後は、キーワードのみ与え、同じ会話をしてもらいました。 教科書通りでない英語で良い(むしろそちらの方が好ましい)、自分のアイディアを付け加えて良い、と指示すると、機械的に覚えた英語も、自分の英語として発信することができます。
本文のトレーニングした後には、ライティングの活動もすることができます。来年度の英検3級ではライティングの問題が2問に追加されますが、その形式に合わせて課題を出しました。
「お友達からメールが届きました。質問に答えるような形で返事を書きましょう」
1問目は、「教科書の登場人物になったつもりで書いてみましょう」と指示。必要な英語表現はすべて教科書にあるので、それを利用してライティングができる仕組み。
2問目は、「もしあなたが同じメールを受け取ったとしたら、どのようにお返事を書きますか?」と完全に英検と同じ形式。
初めて出した課題でしたが、上手に書けていました