路地裏から成り上がるストーリー(仮) -13ページ目

路地裏から成り上がるストーリー(仮)

シンプル&ストレートなR&Rバンドで活動中。

 

 

9月4日 火曜日

 

昨日から台風接近中との事で

携帯電話に自主避難のアナウンスが鳴りっぱなし

 

正直、鬱陶しかった。

 

今年、何回目? またかよ?

 

風の音がうるさくて寝れないんだよ!

 

前日から自宅のインターネットが繋がらず、イラついていた。

 

ひかり電話も使えない。

 

赤いランプが点灯していて、壊れたと思っていた。

 

NTTに電話しても、混み合っていて繋がらない。

 

僕のストレスもMAXだった。 

 

原因は、僕の部屋の設備の故障では無く、台風によるトラブルだった。

 

それが解ったのは、4日後。

 

午前中、またNTTに電話して、修理依頼をしようと思っていた矢先

 

バシン。。。電気が落ちた。

 

エアコンが止まり、部屋の温度は30度 サウナ状態だ。

 

外は、ものすごい勢いで風が吹いていた。あんな強風は初めてだった。

 

暑くても、窓は開けられない。汗がボタボタ落ちてくる。

 

気分を紛らわす為、とりあえず携帯電話でネットのゲームをしていた。

 

そのうち、電気も戻るだろう。特に心配もしていなかった。

 

気がつけば夕方、暗くなってきた。

 

トイレに入って、水が流れない事に気が付いた。

 

そこで、これはヤバイかも?  急に焦りだした。

 

家の中は蒸し風呂状態、電気も水も使えない。

 

ゲームをしていて携帯電話の電池も残り僅か。

 

避難所に行くしか無いな!

 

懐中電灯片手に、外に出てみた。風は止んでいた。

 

4階のマンションの自宅から非常階段を使って降りてみる。

 

街灯も消え、とにかく真っ暗闇。

 

道路には、ガレキが散らばっていて凄い事になっていた。

 

日頃の防災意識の低さから、避難所が何処か解らない。

 

心当たりがある、小学校、中学校、回ってみるが誰も居ない。灯りもない。

 

役場に行ってみよう!

 

灯りがついていた。避難所の張り紙もある。助かった!

 

正面玄関は自動ドアで開かない。

 

その時、女性が来て、多分裏口ですよ。

 

一緒に回ってみる。そこも自動ドアで開かない。

 

参ったな。。。

 

こっち開いてますよ! さっきの女性の声。

 

やっと入れた。2階避難所に行ってみる。

 

受付があり住所と名前を記入してくれと言われ記入。

 

管轄区域が違うと言われてしまった。

 

僕がたどり着いたのは、隣町の役場だった。

 

確認しないと、受け入れ出来ないと言われ待機。

 

結局、受け入れ許可が降り、水とパンを貰った。

 

それが夕飯になった。

 

足の裏が痛いな。豆が出来ていた。

 

それくらい、歩きまわった。

 

毛布を一枚もらい、そのまま疲れて避難所に泊まって寝た。