昨年末、

「ガイヤの夜明け」という番組で、

現在開発を進めている

日本のワクチンメーカー5社を

緊急取材していた。

 

日本の製薬会社も

コロナワクチンを作っている。

 

国会での政治家の話では、

承認されるための有効性、安全性を

3段階で治験、最終確認

している状況である。

 

実際は、どうなっているのだろうと

思っていたので、

テレビの映像を通じて、

製薬会社や厚生労働省の

動き・現状を知ることは、

納得できて理解が深まる。

 

※治験…開発中の薬の承認を

得るために、人に投与して

安全性等を確認する試験。

 

治験などの被験者募集サイト

(生活向上WEB)会員登録数

累計967,454人。(2021年12月現在)

 

それに驚いたが、

治験に参加する方々がいて、

治験薬やワクチンがあるので有り難い。

 

治験に参加すると負担軽減費

(交通費や時間的な拘束に対してのお金)

が支払われるようだ。

 

金銭目的なアルバイトではなく、

ボランティア活動であるらしいが…。

 

製薬会社は、そのサイトで

不眠症、便秘、クローン病等の

治験参加を呼び掛けている。

 

特に今、

国産コロナワクチンの治験に、

応募者が殺到しているという。

 

今まで希望者が

2万7000人集まった治験はない。

と、担当者。

そして、1日70件位の

問い合わせがあるという。

 

国産ワクチン治験を申し込み、

接種を受けた人達に

インタビューしていた。

 

・海外のワクチンを打ちたくなかった。

・コロナにかかり生死を

 さまよいました。

 元気になりましたが、

 医者に治験のことを聞き参加。

 病院や医療従事者の方々に

 恩返しが出来ればと思って…。

 

様々な思いで受ける治験者のデータは、

これからの国産ワクチンの開発に

役立つのであろう。

 

昨年秋、新型コロナウイルス第5波が

感染収束してきて感染者が急減し、

治験が遅れたようだ。

思うように行かないものだ。

 

今、アメリカ、イギリス、ロシア、

中国、キューバ、イラン、インド、

ベトナム、ドイツの国々は、

国産ワクチンを開発し

接種しているという。

 

ただ、ロシアは、

大規模な臨床試験を

行わないまま打ち始めたので、

国民の中で本当に安全なのか

有効性があるのかという疑念と、

安全性が確認された後も

偽情報による混乱、

人工ワクチンより

コロナにかかる方が良い、

病気などで死ぬのも一つの運命、

という考え方(国民性)などが影響して、

接種率35%らしい。

 

日本の製薬会社も承認に向けて

必死に頑張っている姿が、

番組を通して伝わった。

 

今年には、日本でも国産ワクチンで

予防接種が出来るのかな。

 

新型コロナウィルス第6波に入り、

毎日、オミクロン株の

感染者・死亡者のニュースが

当たり前になり、

また入院出来ない環境になった。

 

国産ワクチンの前に、コロナ中等症

向けの飲み薬(塩野義製薬)が、

2月中には承認申請とニュース。

 

承認申請されても、

病院に行きたくても行けない状況を

どうにかしなければならないのでは

ないでしょうか。

 

製薬会社が、

命がけで頑張っているのだから…。