17-④ テーマ 「努力」
 文:勝田美保

17.パートナーシップで目標を達成しよう/目標のターゲット(政府公式ホームページより引用)

17.18   2020年までに、後発開発途上国及び小島嶼開発途上国を含む開発途上国に対する能力構築支援を強化し、所得、性別、年齢、人種、民族、居住資格、障害、地理的位置及びその他各国事情に関連する特性別の質が高く、タイムリーかつ信頼性のある非集計型データの入手可能性を向上させる。

 

17.19   2030年までに、持続可能な開発の進捗状況を測るGDP以外の尺度を開発する既存の取組を更に前進させ、開発途上国における統計に関する能力構築を支援する。

 

17番目に掲げたターゲットは、豊かな国は、これからも豊かであり続けていられるように。

そうでない国は、豊かになっていけるように、世界各国が17の目標を達成するために協力し合いましょう。

と、言うことだそうです。

 

2030年までに…とありますが…。

 

2015年(平成27年)9月に国連サミットにて全会一致で採択されて始まったSDGs目標。

2020年(令和元年)の新型コロナウイルス感染症が、パンデミック(世界的な大流行)となり、SDGsどころではなくなりました。

ですが、その時にはどの国も命が大事だと助け合いワクチン開発、ワクチン支援。

ところが、それもつかの間、社会情勢の不安定さにミャンマーのクーデター、アフガニスタンからのアメリカ撤退により、タリバン政権、北朝鮮によるミサイル発射問題。中国・香港問題。中国・台湾問題…等々。

日本も総理大臣が、三人代わりました。

更に、2022年(令和4年)2月には、ウクライナへロシアによる軍事侵攻で、今も戦争が続いています。

 

どれもこれも地球温暖化を加速させる動きのように思えます。

 

せっかく地球環境を整える動きが始まったのに、それぞれの国の思いが地球を苦しめている。

ただ、調べていると、それぞれの思いで地球温暖化対策に向き合っているのは確かだと思います。

 

世の中に「SDGs」という言葉が出て、エコに対する国民の向き合い方が求められてきました。

ですが、その内容は貧困や飢餓の撲滅、教育や働きがい、平和と公正など多岐、広範。

目標が大きすぎて、身近に感じられません…。

しかし、地球と社会の危機を回避するための目標を理解しないで行動できないと思い、

一通りSDGs17項目のターゲットを駆け足で調べて来ました。

ターゲットの中には、普段耳にしない言葉が多くあり、難しい…。

難解用語を調べながら、理解するために沢山の資料が増えました。

手元には沢山の資料がありますが、まだまだ、深く理解できてはいません。

 

SDGsを知るためにMKコラムを通して学んで来ました。

おかげで、パソコンの前にいる事が多くて…昨年の9月から50肩という症状です。😢

64歳なのに50肩というらしいです…。(・・?

 

ですが、SDGsを知ることは、コラムを通して生きることを深く考える機会となりました。

これから誠実に生きていくためには何ができるのかを問い続けて仕事に向き合って行こうと思います。

 

今まで、MKコラムにいいね!を押して下さった方々、

また、フォロワーになっていつも読んで下さった方々がいたことは、

何よりも努力する励みになりました。

スタッフ一同、心から感謝しお礼申し上げます。<m(__)m>

 

昨年から地方での仕事が増えて来ました。

何より、新型コロナウイルス感染が落ち着いてきたからだと思います。

ですが、気を引き締めて活動して参ります。

 

これにて、MKコラムを終了とさせて頂きます。

ありがとうございました。<(_ _)>

 

スタッフの方々もありがとうございました。_(._.)_

 

 

17-③ テーマ 「パートナーシップ」
 文:勝田美保

17.パートナーシップで目標を達成しよう/目標のターゲット(政府公式ホームページより引用)


貿易
17.10 ドーハ・ラウンド(DDA)交渉の結果を含めたWTOの下での普遍的でルールに基づいた、差別的でない、公平な多角的貿易体制を促進する。

 

「ドーハ・ラウンド」とは、

貿易における障壁を無くすことを目的として世界貿易機関(WTO)が主催する多角的貿易交渉です。

 

なぜドーハ?

第4回WTO閣僚会議(開催国ドーハ)で決定したからだそうです。

ラウンドとは、加盟国が参加して行われる貿易自由化交渉のこと。

 

多角的貿易体制とは、

二国間の片貿易を調整するため相手国との間に第三国市場を介在させ、全体としての貿易収支を均衡させる貿易方式。

貿易の流れが合理的になり、国際分業体制の基礎条件をなすと、ありました。

 

国際分業とは、

貿易を前提として互いの国で得意な物を生産し、輸入し合うこと。

日本は、足りない材料を他国からの輸入に頼りながら、日本が得意な工業技術を駆使した製品を輸出するという形の国際分業。

また、繊維・縫製分野では、人件費の安いカンボジアやベトナムに生産を委託し輸入する。

何より、人件費や生産コストを抑えられるが、政治的問題や輸送に伴うリスクもある。

しかし、途上国の経済発展に貢献できる。

パートナーシップという、友好的な協力関係が、貿易ならばよいのだが…。

 

2022年(令和4年)の日本の貿易は、輸入・輸出とも過去最高を更新。

しかしながら、資源高・円安に伴う影響で、過去最高の赤字額。

約20兆円!!

想像が…出来ません。

ただ、この金額が、国民の生活にのしかかることだけは理解できます。

 

ロシアによるウクライナ侵攻という戦争に、

欧米諸国の経済制裁を行ってきた。

 

アップル社は、携帯電話の販売中止。

有名ブランドも撤退し、飲食店のマクドナルドも撤退した。

しかし、今はロシアのファーストフード店になって賑わいを見せていると、ニュース。

プーチン大統領支援者の国民は、戦争前と余り変わらないとインタビューに答えている。

 

さらに、店頭でアップル社の携帯電話が売られている映像。

並行輸入という「経済制裁の抜け道」だそうです。

並行輸入とは、輸入販売に関する正式の契約を結んでいないロシアに協力的な第三国によって輸入されること。

 

経済制裁は、ウクライナ侵攻の歯止めにはならない…ということのニュースは、

更なる戦争の過激さが起こるのではと、心配になります。

 

ウクライナ戦争が始まって1年が過ぎた。

どれだけの命が失われたのだろう…。

 

ウクライナのパートナーシップ国と、ロシアのパートナーシップ国が連携して休戦させることことが出来ますように…。

 

 

 文: 濵田 陽子

 

先日、ベランダに置いてあったガジュマルの鉢替えをした。

 

私の腰の高さまで伸び育ったガジュマルの木が、

今までの鉢では窮屈になってしまったため、

一回り大きな鉢を新調し、移し替えた。

もう、これで3度目の植え替えとなる。

 

十年以上前、夫と一緒に住み始めた頃に、

銀座の沖縄アンテナショップで購入したのが、このガジュマルの鉢だった。

 

昔、流行して大好きだったドリカムの曲の中に「ガジュマルの木陰」と言うフレーズがあって、

ガジュマルはどっしりとした大木のイメージがあったのだが、売っていた植木鉢はまだほんの子供のような大きさで、

コロンとした佇まいが、「可愛らしい」と、心が弾んだ。

お店の人に聞くと、ガジュマルはとても強く育てやすいと言われたので、

当時、仕事で多忙だった私でも、これならどうにか育てられるような気がして、

手提げに抱えて持ち帰り、キッチンの片隅に飾った。

 

それから、10年余り。

子供が生まれ、二度の引越しを経て、今もなお凛として我が家のベランダに佇んでいる。

 

毎朝ベランダのシャッターを開けると、すぐにガジュマルの鉢に水を注ぐのが日課になっている。

寒さのせいか、少し黄色がかった葉の色が何とも印象的で、生命力の強さを感じて頼もしい。

 

そんなガジュマルだが、一昨年の秋に一度水枯れを起こして弱くなってしまったことがあった。

私が、持病のために長期入院し、水遣りが思うように出来なかったことが原因だった。

退院後、帰宅したら、

ガジュマルは弱り、花壇の草花は、枯れていた。

その時の私の落胆ぶりは相当なものであった。

 

その姿を小学校6年生の娘はよく覚えていたのか、

今秋の2度目の入院の際には、毎日せっせとじょうろに水を汲み、

花壇やガジュマルに水遣りをしてくれたようだ。

病院から、家族にかける電話の最後には、つい「水遣り、お願いね。」と、口癖のように繰り返し言っていた。

娘もいつも「大丈夫!やってるよ!」と自信たっぷりの返事。

 

本当は、母のいないさみしさや心細さもあっただろうが、毎回の電話に、気丈に答えてくれる娘。

愛おしさと成長を感じて、家族の為にも自分の為にも、しっかり身体を整えて行こうと、気が引き締まった。

 

家族の支えのお陰で、長期入院にも関わらず

一つの植物も枯らすことなく冬を迎えることができた。

 

我が家のベランダに佇むガジュマルは、

新調した鉢の中で、ゆっくり根を伸ばしながら、

家族の成長と共に、マイペースに少しずつ大きくなっていくだろう。

 

 

17-② テーマ 「基準」
 文:勝田美保
 
17.パートナーシップで目標を達成しよう/目標のターゲット(政府公式ホームページより引用) 


技術
17.6 科学技術イノベーション(STI)及びこれらへのアクセスに関する南北協力、南南協力及び地域的・国際的な三角協力を向上させる。また、国連レベルをはじめとする既存のメカニズム間の調整改善や、全世界的な技術促進メカニズムなどを通じて、相互に合意した条件において知識共有を進める。

17.7 開発途上国に対し、譲許的・特恵的条件などの相互に合意した有利な条件の下で、環境に配慮した技術の開発、移転、普及及び拡散を促進する。

 

 

開発が進んだ国の多くが北半球にあり、途上国の多くが南半球にあることから、

先進国と途上国の経済格差の問題を「南北問題」と呼び、

開発における途上国間の協力のことを「南南協力」といいます。

 

「南南協力」は、途上国同士の間の協力なので、「南南協力」と言うそうです。

 

北半球・・・アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、カナダ等。

南半球・・・オーストラリア、モルディブ、インドネシア、南アメリカ、アフリカ等。

ちなみに日本は、北半球にあります。

 

「三角協力」とは、先進国や国際機関が、途上国が他の途上国に対して行う「南南協力」を資金・技術・運営方法などで支援すること。

 

日本は、戦後に援助を受ける側から主要な援助国へと歩んできた歴史と経験で、

1975年(昭和50年)に「三角協力」を開始し、「南南協力・三角協力」について、国際的にも先駆的な役割を果たしたと評価されたそうです。

 

「基準」は、北か南か?

では無いと思いますが、助け合うことを意識した取り組みは、協力した国の経済活性化にも繋がります。

そして、「協力」と言う優しい言葉に愛を感じます。

ですが、南北問題や南南問題と言う「問題」は、眉間にしわが寄ります…。

 

昨今、トルコ・シリア大地震があり、毎日死者数が増え続けています。

寒さの中で被災された方々の映像が、ウクライナ戦争と重なります。

救助活動される方々の力強い背中が、ニュース映像で流れる…。

「1人でも助け出したい。」

その想いは世界共通。

 

自然災害は、どこでも起きうる。

地震の多い国の建物の「建築基準法」は、どうなっているのかを今後問われていくであろう。

法律等の「基準」は、命を守るための方法。

耐震性の「基準」を守ることで、救える命がある。

 

どうぞ、トルコやシリアに支援が、行き届きますように…。

  

 

SDGs 17.パートナーシップで目標を達成しよう

-PARTNERSHIPS FOR

 THE GOALS-

 

2023.3.7   満月🌕Full moon

3.パートナーシップ(Partnerships)

 

2023.3.22 新月🌑New moon

4.努力(Effort)