こんにちは、院長の松林です。
今年もあと2日。松クリは明日まで診療します。
あり難いことに毎年大晦日までたくさんの手術が入っていますが、ラストスパートを全力で頑張ります。
当院は原則的にモニターは募集していませんが、リピーター患者さんやその他諸事情を鑑みてモニター採用することがあります。
今回はそんなモニターさんの頬骨削り術(アーチリダクション)の途中経過をご紹介します。
(ブログを見ていただいている方々から、私のプライベートも良いけど、たまには症例写真も紹介してくださいという声がチラホラありますので・・・)
この患者さんは頬骨が出っ張っているのを気にしておられて頬骨削り術を希望されました。
頬骨の高さがある程度あった方が若く見えることが多いのですが、この手術を希望される方の多くは頬骨がゴツゴツした感じをとても嫌がっていて、特に斜め前や横への張り出しを気にされます。
日本人は頬が前には出ていない(=のっぺりしている)ことが多いのですが、この患者さんも前方向は落とさない(引っ込ませない)ようにして斜めと横を引っ込める(減量する)ように頬骨を移動させるようにしています。
また、頬骨を減量することによって皮膚や筋肉などの軟部組織が落ちてしまって弛んだように見えないように、頬骨から軟部組織を完全には剥がさないように工夫していています。
先日2週間検診(口腔内の抜糸)に来られましたのでご紹介します。
術前の正面と仰角です。
一般的にはそれほど頬骨が突出しているタイプではありませんでしたが、正面から見たときにこめかみから頬っぺたまでを真っ直ぐしたいとのご希望です。
術直後です。
頬っぺたに腫れが出ていますね。
術後2週間です。
直後よりは腫れはマシになっています。この程度であれば初対面であれば違和感がないと思います。
特に仰角の写真で頬骨の突出が改善されてるのが分かると思います。
ちなみに術後2週間のもみあげ部分の傷の状態です。(赤丸で囲んだ部分)
傷はこれからもっと薄くなりますが、この時点でもメイクで隠せるでしょう。
今後の経過はまた検診に来られたときにご紹介しようと思います。
骨切り等の輪郭手術はほぼ毎週のように手術しています。
ご希望の方は是非私にご相談くださいね。
この1年、松クリをご愛顧いただきありがとうございました。
来る年もよろしくお願い申し上げます。
皆さま、良いお年をお迎えください