DINYAMITA!! ⑦ | ロマンティック☆nekoパンチ

ロマンティック☆nekoパンチ

京都市在住。宇宙一カワイイ初代猫様(サビ)の下僕を経て2代目猫様(黒)の下僕1号。猫と酒とボクシングと○学。Born to run

このところ猫更新ばっかりだったのは、日本シリーズ観てから勉強していて時間がなかったせいなんですが...中日ファンですが、この日本シリーズはどうも入り込めません。負けたって「この時期に応援できる幸せ」を感じられればいいんですが、応援する価値すらない、悔しさすら感じない負け方が多いです。今日は1時間で観るのやめて勉強してました。

...というわけで個人的に元気になりたいのでマルケスで行きましょう!!

ハイライトは以前載せたので、これからはマルケス名勝負選で。といってもマルケスは、高度なテクニックを持ちながらそれを真っ向勝負の打ち合いに傾注していくので、贔屓目なしに見ても(不可能ですが)ほとんどすべての試合が名勝負なんですが。

中でもマルケスのコンビネーションとカウンターが一番わかりやすく現れているのが2006年のターサク・ジャンダエン戦かな、と思います。

ともかくハイライト。


もうなんというか絨毯爆撃、しかもすべてパターンの違うコンビネーションをその時空いてる所から切り込んでいく、一体何パターンあるんだ...!! 相手を見ながら、だけど体は勝手に動いていく技術の粋。たまりません。アッパー連打からボディとか左右アッパーから拳を返さない縦拳でねじ込む左ストレートとか、ダウン取った右アッパー→右スイングとか鳥肌。

で、このハイライトだけ観るとターサク、ただの隙の多いブンブン丸に見えるんですが、どうして全然そんなことはない、相当危険な選手なんですよね。僕もしばらくこのハイライトでしか観てなくて、この記事書くために全部見たんですが、ちょっとびっくりしました。

時間のある方は是非フルラウンドで御覧下さい。レイクタホの屋外リングも雰囲気いいし、最近観られない「ジミー・レノンJr.がコールするマルケス」も観られますよ。










...どうですか!!! 熱過ぎますよね、マルケスもターサクも。ターサクのなんというか、軸がしっかりした上で前進力があるのに柔軟性もあり、特に左ストレートが見るからに硬くて、何発喰らっても必ず相打ち上等で振ってくる気持ちの強さ、いやいいボクサーですね。まあマルケス正面から行き過ぎ左もらい過ぎ、これではやはりパックには...という気もしますが。

 ターサク君、マルケス以前にファン・グスマン、以後にスティーブン・ルエバノと、いずれも一流王者の3人にしか負けていないし、グスマン、ルエバノとも判定は大差だけどテクニシャンを終盤押し込んでかなり熱い打ち合いに持ち込んでる。まだ29歳でスーパーフェザーのWBC9位WBO1位。日本人と絡まないかなあ。

ターサク×ホアン・グスマン(7-9R)
http://www.youtube.com/watch?v=cpFTkwXi2o4&feature=related

ターサク×スティーブン・ルエバノ(4/5)
http://www.youtube.com/watch?v=tSzeCz45csA&feature=related


...単純にも元気が出てきたぞ、ということで、DINYAMITA再開していきます。

ごきげんよう☆