バブル時代を過ごした会社(東京)
それはそれは楽しい会社でした。
入社した当時、
先輩方の腕時計を見てみると・・・
GUCCI CHANEL ROLEX TAGHEUER
CREDOR CORUM 等々・・・
ブランド物の腕時計が目立ちました。
「景気のいい会社なんだわ」と、
嬉しくなりました
しかし、ものすごく忙しい。
電話は常に鳴っている。
出たくても、まだ処理しなければ
ならないことがあって出られない・・・
すると、「電話じゃー!」と、
上司の大きな声・・・
内線電話を出れば、「○○は、おるかー?」
「は、は、はい 💦 少々お待ちください」
元々は広島本社の会社。
東京本社にも広島方面、関西方面の人がたくさんいました。
よって、会話は広島弁、関西弁が多く、
「あー、なんて会社に入って
しまったんだろう・・」
と思いました。
慣れていないので、怖かったです
でもでも、そんな広島弁にもすぐに慣れて、
人間関係も良好、仕事も楽しかったです。
私の部署の人気者の上司は、
とうとう広島に異動になってしまい、
女子社員は全員号泣
本当にいい上司でした
数年後、私は退職しました。
ある日、ニュースステーション
(世代がわかりますね)
を見ていると、「倒産」のニュースが・・・
まだ会社に残ってる人に聞くと
「いつも通り、お疲れ様~って、感じたったよ。
ザワザワした感じもなかったよ」とのこと。
ヒラ社員には当然のことですね。
思い返せば、
「いいのかなー、大丈夫かなー?」と
思ったことが何度もありました。
「本当にいいんですか?」と
聞いたこともあります。
「いいよ」って言われたら、
それ以上何も言えません。
積もり積もっての倒産でした。
当時よく行っていたお店に昨日、
ランチに行ってきました
25年経ってもまだあった
御茶ノ水にある画材屋さんが
イタリアンのお店をやっています
懐かしい味に涙が出ました 😭