母の姉、私から見ての伯母が

先日亡くなった・・・

 

年明けから何度も腹痛があり

かかりつけの大きな病院に

通院してると話していた伯母…

 

医者の言う通り薬も飲んでいるのに

6月になっても痛みが取れず

たまりかねた伯母はある日

予約なしに受診すべく病院へ…

 

その日診てくれた

普段と違う担当医の判断で

伯母は即入院することになった…

 

着の身着のまま病院に入った伯母は

家に帰ることもできないまま

3か月後、この世からいなくなってしまった…

 

 

入院直後の検査でがんと分かったけれど

既に手の施しようが無い状態で

どうにもできなかったそうだ・・・

 

しかもコロナウイルス流行中で

亡き義父と同様に

当初誰とも面会が許されなかった伯母…

 

近くに住む母と妹のみ
10分程度面会が許されたのは
8月になってからだった…
 
実は一度だけ
妹に代わって
母と2人で病室を訪ねた…

 

目の前にいるのが

妹ではなく私だと気付いた伯母の
驚いたような
嬉しそうな表情が
今でも忘れられない…
 
なぜ?
と言わんばかりの伯母の表情は
元気な頃の伯母と変わらない
チャーミングな表情だった…
 
 
伯母の告別式には
コロナが少し落ち着いたので
県外からの往来は可能で
親戚が来れたのは幸いだった
 
色とりどりの花に囲まれ
こじんまりした中にも
華やかな家族葬で見送った
 
 
残された最後の時間を
誰とどんなふうに過ごすか…
 
どんな風に迎えるのか…
 
そんな選択肢をも奪うコロナが
憎らしい…
 
なんて残酷なのか…