はい、おじさんです。


今日でオストメイトになって丸13年が勃ちました・・いや経ちました。


地元の医院で検査をして癌が見つかり紹介状を二つ用意してくれました。


即決でがん研究センター東病院をチョイス。


もしかしたらこの選択が一つのターニングポイントだったかも。


がん研で検査したところ、「かなり深刻な状態」らしく、放置したら間違いなく詰むとの事。


当時の担当医もおじさんの癌の進行具合を診て


「手術で除去しても腫瘍が残り、このあと抗がん剤や放射線をやっても負け戦になる」


しばらく雑談などを交えて今後どうするかを考えていたところ、放射線科の医師が来ました。


「放射線治療の臨床試験の被験者になってみませんか?」


「お願いします」と即決しました。


おじさんの治療方法はまずは抗がん剤と放射線治療(臨床試験)で腫瘍部分を小さくしてから手術によって除去するというものでした。


12月の初め辺りに一回目の放射線治療と午後からは抗がん剤の点滴での投与を開始しました。


抗がん剤の点滴治療の順番を待っている時に、北朝鮮の金正日総書記死去のニュースが速報で流れてました。


その日のニュースは金正日の話題が多かったのですが、人々が号泣しているシーンが流れていた時におじさんの心の声が。


「演技力がすごいですねニヒヒ


どう見ても違和感しかありませんでした。


睾丸剤・・いや抗がん剤と放射線治療を重ねて腫瘍部分の状態は医師からの話だと想定外の成績らしく、ここまで腫瘍部分が縮小するのは予測していなかったようです。


二月初め頃から経過観察を経て腫瘍部分を診て


「これなら腫瘍部分を全て取りきれる」


と言う事で手術が化膿姉妹ならぬ可能との事でした。


手術の当日はてっきりストレッチャーで移動するものかと思っていましたが徒歩でした。


ストーマの造設と手術の説明は事前に受けていて不安は僅かにありましたが、まあ乗りかかった舟にまな板の鯉の合わせ一本だと思いいざ手術台へゴー!


手術前のイメージはおじさんが想像していたものと全く違い、医師や看護師の雑談、更には大笑いまで飛び出していて、中々やりますね~と思いましたね。


麻酔が効いてきてウトウトしてきたな~と思ったら、


「〇〇さん、終わりましたよニコニコ


執刀医も


「 全部取ったから。成功だよニヤニヤ


と仰ってくれました。


手術後にICUに移動して一晩過ごしました。


続きはまた改めて書いていこうかと思います。