こんにちは、深沢 です。
みなさん、ねるねるねるねってどんなイメージがありますか?
“砂糖を主成分とした粉に水を加えて「ねるねる」を作り、キャンディチップやチョコクランチを付けて食べる。化学実験を思わせる手順によって自ら菓子を「作る」斬新さや、作る過程でねるねるの色が変わる点などが子供の心を掴み、発売から30年以上経った現在も根強い人気を誇っている。”(Wikipedia より)
Wikipediaにも記載されているように、粉を合わせて水を入れ、混ぜていくと膨らみながらどんどん色が変化していくわけですが…私のイメージでは”結構カラダには悪いんじゃないの???”という印象でした。
ところがどうやら調べていくと、ねるねるねるねには一切、合成着色料が入っていなかったのです!!!
ねるねるねるねの場合、着色に使われるのはアントシアニン系の色素であり、原材料は赤キャベツやクチナシを使用してあり、色の変化も酸性値の変化によるもので、これはつまり、リトマス試験紙と同じ原理。
そう、全然無害でした!!!!
いやいや。語弊がありましたが、私は
天下のねるねるねるね様本当にめちゃくちゃ主食にしたいほど
大好きですよ!!!!
そして、ねるねるねるね(ブドウあじ)セットのそれぞれの袋の粉を調べると,
①の粉の成分→酸性+中性+アルカリ性
②の粉の成分→アントシアニン+炭酸水素ナトリウム(重曹)
③カラフルキャンディーチップ→糖分
①と②のアントシアニン+水に反応して変色を起こし、②粉に炭酸水素ナトリウム(重曹)が含まれていたのが、ぷくぷく膨らむ原理だった事がわかりました。
前置きが長くなりましたが、今回は、好き過ぎるゆえにこの原理を利用して、ほかの食べ物を作ってみたい!!…"ケミカル菓子ねるねるねるねを何か別の物(別の料理)に変化させる事が出来るのか?"を実験していきたいと思います!
そこで、他に同じ様な成分構成のケミカル料理をいろいろ調べたところ、ねるねとカルメ焼きの成分が割と近い事を発見!!!!!
カルメ焼きは、炭酸水素ナトリウム(重曹)、砂糖、水、卵白を材料としているので、ねるねと3つも条件が同じ。
という事で!!!
《ねるねるねるねでカルメ焼きを作ろう》
まずは比較出来るように、普通のカルメ焼きを作っていこうと思います。
~カルメ焼き材料~
・砂糖 40g
・水 15cc
・卵白(メレンゲにする) 小豆一粒程度
・重曹 3g
~作り方~
①おたまに、水と砂糖を入れる。
②弱火にかけながら煮つめる。
③小さい泡→大きい泡→小さい泡→泡でなくなる
④濡れ布巾で30秒~1分粗熱をとる
⑤メレンゲ+重曹を入れて
⑥素早くかき混ぜる!!
…。
あれえ…。ちょっとまって、、
カルメ焼きめっちゃムズイぞ…
なんと、このサンプル的なノリのカルメ焼きを作る時点で既に2時間が経過してしまいました。ちなみにこの時深夜2時。
心が折れそうになりながらも、
遂に6回目…!!!
さて、いよいよ本題。
《ねるねるねるねでカルメ焼き》を作っていきたいと思います!!