夫くんの5,000mトラックレースまで、あと2日。
毎週木曜日はクロカンコースを走るのですが、レース前なので、疲労をためないよう、今日はなし。
 
74分 15.5kmジョグ
 
のみをこなしてきた夫くんです。
 


一方、私はちょっと変わった美容院(?)へ。
「ちょっと変わった」というのは、ドライヤーを使って、自分で髪を乾かしセットする、とか、洗髪が機械で行われたりするからです。
 
この「機械で洗髪」ですが、イスに座り後ろに倒されるのは、通常の美容院と同様(歯医者のイスもそうですね)。
 
続いて、顔に布をかけられる。これも通常の美容院と同様なのですが、異なるのは、その後。
 
頭にかぽっと、カプセルのようなケースを被せられ、カプセル内で自動にシャンプーが髪にかけられ、その後、かなり強めのシャワーがあちこちから飛んできて、水圧で髪が洗われる感じ。
 
美容院の人は、カプセルをかぽっと被せると、「何かあったら呼んでくださ~い」と言って、立ち去ってしまったのですが、
 
えっ。この状態で?どうやって呼ぶの???
 
と思わずにはいられない。
だって、横になって、顔に布をかけられ周りは見えず、頭にカプセルを被せられて、事実上、身動きが取れない状態。
 
美容院の人がどこにいて、何をしているかも分からないのに?
そして、「何かあったら」って、何があるの~???
 
と、不安になる。
何事も起きないことを祈りつつ、待つ。待つ。。待つ。。。
 
いや、何事も起きなすぎ!
 
髪を洗うんじゃないのか!?と、とりあえず、
 
「すみませ~ん」
 
と、どこに人がいるのか分からないので、中途半端な音量で叫んでみる。
気づいてもらえないといけないので、歯医者さんでよく言われる「痛かったら手を挙げてください」を、場面が違うけど試してみる。
 

叫んだ声になのか、挙げた手になのかは分かりませんが、焦った感じの「あ。すみません」という声が聞こえたと思ったら、忘れていたスイッチを入れるような音がして、シャンプーとシャワーが頭に叩きつけられました。

 

現在、無事に(?)家に帰ってきて思うのですが、この出来事、私でよかった。

もし夫くんがこの出来事に遭遇していたとしたら、そこは恥ずかしがり屋の夫くん。

叫ぶことができずに、永遠に、永遠に気づかれるまで待っていたことでしょう(笑)

 

試練は、その人に乗り越えられるものしか与えられない。

 

まさに、その通りだった(?)出来事です。