抗がん剤治療を始めてから、副作用が酷く一人で生活することが困難になり都内から埼玉の実家に引っ越し。
薬は2日に1回のペースで飲まなければいけないのですが、手足の痺れ、倦怠感と、とにかく吐き気が恐ろしくひどくて4日に一回に減らしたこともあります。
薬を飲むスケジュール手帳のようなものをもらい日々チェックをして再診の時に見せるという流れなのですが、先生が柔軟に対応してくれたので無理なく治療を進められました。
先生からは吐き気がひどければ2日に一回じゃなくてもいいと言われていたのでそこは、自己管理で服用です。
その間に病院で注射による抗がん剤治療も併用していました。
本当は完全に療養していた方がよかったのですが、当時貯金がほとんどなく親に治療費やら携帯代やら立て替えてもらっており、働かないと負債がどんどん増える一方なので週に1.2回バイトを始めました。
簡単な清掃のバイトなのですが、寒い時期だったので、外にいるだけでも手足が痺れ、雑巾を濡らして絞るのも地獄でしたw
約半年間抗がん剤治療をして検査の結果、目に見える癌は全てなくなったと医者から言われました。
とにかくこの時はすごく嬉しかったのを覚えています。
自分の努力よりも先生の治療のおかげと運が良かったと思い!
それから本格的に仕事探しを始めるという流れです。