桐生と真島と錦山 | 真島吾朗♡アマアマ日記

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『龍が如く』の真島吾朗メインブログ♡
兄さんへの愛をちりばめつつその魅力を語ります。
真島の兄さんカッコよすぎ!大好き!
寝ても覚めても愛してる♪

龍が如くSS・真島吾朗SS
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「錦山……」

「ん?あんた…… 真島……さん?」

「桐生は?おらんのか?」

「今 柏木さんと出かけてますけど……
桐生に、何の用ですか」

「別に…… 顔見てみたいだけや。
なんやあいつも堂島組に復帰したんやろ?
俺も組に復帰したからには
一応兄貴分として顔くらいは知っとかんとなぁ」

「…………」

「それに、久瀬や渋澤を倒したんやってな?
『堂島の龍』言われてごっつ強そうやんか!
なあ、どんなヤツやねん桐生って?
やっぱ、ゴリラみたいな大男なんか?」

「いや、さすがにゴリラってわけじゃ……
バイクを軽々持ち上げてブン回すくらいで」

「ホンマか!?それ十分ゴリラやで!!
アイツにそっくりや……
かぁーーーっ!たまらんわぁ〜♪
早よやり合いたいなぁ、桐生チャンと」

「あ?あんた、桐生と闘うつもりか!?
そういうことなら会わせるわけには……」

「何を堅いこと言うてんねんニシキング。
俺の邪魔しようったってそうはいかんで」

「誰がニシキングだ!大体あんた、
本当にあの真島か……?ちょっと見ねぇ間に
なんか色々おかしくねぇか?」

「フッ、お前はまだまだアマちゃんやな。
人間、生きとったら人生観が
ガラッと変わる瞬間ちゅうのがあんねん。
お前も…… 俺みたいな “鬼” になる日が
来るかもしれへんでぇ?」

「……なんだよ それ……」

「それより、桐生チャンがおらんのやったら
長居は無用やな。ほなまた来るわ」

「おい待てよ!さっきも言ったが、
あんたのワケのわかんねぇ喧嘩に
桐生を巻き込むわけにはいかねぇんだ!
何回来たって桐生には会わせねぇからな!」

「ほう…… お前に俺が止められるんか?」

「くっ……」

「まあ、桐生を守りたい思う気持ちは分かるで。
けど、お前の兄弟は
俺に簡単に負けるような弱い男ちゃうやろ?
それとも、兄弟のこと信じとらんのか」

「信じてるに決まってんだろ!
わかった、喧嘩でもなんでも好きにしろよ。
桐生は…… 俺の兄弟は、
絶対あんたなんかに負けねぇからな」

「ヒヒ、上等や。
早よ会いたいのう桐生チャン……
楽しませてもらうでぇ〜」





「ただいま、錦」

「桐生!無事だったか!?」

「ん?何かあったのか?」

「さっきここに嶋野組の真島が来て……
お前とやり合いたいって
無茶苦茶言って帰ってったからよ。
お前が負けるとは思っちゃいねえが、
どっかで捕まって面倒なことに
なってんじゃねえかと心配してたんだ」

「ああ、真島の兄さんか」

「はっ!?兄さん!?」

「すぐそこで会った。ちょうどいいって
柏木さんが紹介してくれてな。
あの人 俺のことを想像と違うとかなんとか
言ってたが、お前が何か教えたのか?」

「い、いや……」

「なんだか変わった風貌だったが
そんなに悪い人じゃなさそうだ。
今度一緒に遊ぼうって誘われたんで
オッケーしたんだが…… お前も来るか?」

「行かねえよ!つうかそれ喧嘩の誘いだろ?
適当にオッケーすんなよ!」

「いや、ゲーセンに行きたいらしい。
最近スペースハリアーにハマってるとかで
ずっと対戦相手を探していたんだと」

「スペース…… ハリアー……?」

「俺はアウトランの方が得意なんだが……
まあ、ここは兄貴分を立てておかねえとな」

「な…… あれ喧嘩の話じゃねえのかよ!?
おい桐生、あの真島ってヤツには気をつけろ
なんかヤベェぞ。マジでワケわかんねえ!」





錦の心 桐生知らず(笑)
今回は『0』の本編直後の三人です!
思えば錦って、兄さんの狂犬化の前後を知る
貴重な人物ですよね(柏木さんも)。
なんか色々おかしくなってる兄さんを見て
絶対(……コイツこんなんだったか?)
って思う瞬間があったはずニヤリ

この頃から人を信じやすい桐生ちゃんと
兄弟思いなのに報われない錦(笑)
そして、もう桐生ちゃんへの執着が
始まりかけてる兄さんww
こんな感じで『1』に繋がったらいいな〜
という妄想でした照れ

兄さん、桐生ちゃんが思ったほど
大男じゃなくて残念でしたね
まあでも実際はアイツと大差ないゴリラだし
当たらずとも遠からずって気はするけど