おはようございます!

暖冬だった陽気でしたがここのところ少し

足踏み状態のバンクーバーです。

今日は一日中雨の予報です。



昨日は朝から天気が良くてバンクーバー島に住む娘から電話がありました。


娘  「ロビンの鳴き声が聞こえた!懐かしい〜」


私  「うちの方でも聞こえたわ。春ね〜」


二人の思い出話が始まりました。


ロビンを辞書で探すとコマツグミと書いてあります。

ヨーロッパロビンとは少し胸の色が違う様ですが






私たちが以前住んで居たバンクーバー郊外の家。

少し標高の高いところにあったので街の中とは少し環境が違いました。

春先(と言っても一ヶ月近く都市部より遅かったのですが)になると

ロビンのさえずりで目を覚ましていました。



この鳥の声で移住したてに初めて住んだバンクーバー郊外の生活をハッキリと思い出すのです。

娘は既に2000年からカナダに渡っておりあちこち車で探し回って、

彼女が見つけた思い入れのある家でした。






東京の大都市を出てこの大自然の中にある家に到着した私。

本当にびっくりするような経験が沢山ありました。



クマが庭に入って来て怖くて外に出られなかったり

傷ついた大型のフクロウを捕獲して野生動物レスキューに

来てもらったこともあります。

冠キツツキが屋根の金属の煙突を早朝からカンカンつついて


冠キツツキ



追い払うために石を投げたり(すごい音だったのですよ!)


初めての春を迎えると広い芝生がたんぽぽ畑になって愕然としました。

格闘の末、完全にたんぽぽを一掃するのに3年かかったものです。


春夏の芝刈りは1時間半も費やさなければならず

真夏の太陽の下ふらふらになりながら😵‍💫

仕事を終えたこともありました。

今日この時に芝刈りをやりたいと思ったら息子が帰って来るのを

待っていられない私の性格故ではありました。



今ではその思い入れのある家も手放してしまいました。
あまりに家が大きすぎてダウンサイズしたのです。
今はバンクーバーの都心で庭掃除や芝刈りなどとはほど遠い静かな生活をしています。


けれど、このロビンの歌声を聞くとあの頃の家の生活が昨日のことのように甦るのです。

大変だったけどとっても良い思い出です。


「きっと死ぬまで一生忘れないんだろうな〜」