おはようございます!

雨が降り続いています。昨晩は風雨が強まり

2、3日続きそうです。気温も高くて今日の予想は12℃です。




さて、今週末に娘の着物の着付けを頼まれました。

ある、ホテルでの大きなパーティだそうで、やはりインパクトのある、

着物で出席したいそうです。


私の事を言えば、もう5、6年着物は着ていません。

結構気合を入れないと着れないし…

最近の日本での着付けも様変わりして

現代的にアレンジをした若者が街中を闊歩しているなんて聞きました。

只今YouTubeを見たりして研究中です。



カナダへ移住する折、日本から着物を全部持ち出しましたが、

カナダでは着る機会もほとんどなく、ジャパンフェアで着付けのお手伝いをした時や

オペラ『Madame Butterfly』(お蝶夫人)を観劇した時ぐらいでしょうか。


私が持っているほとんどの着物は、亡くなった母が私の結婚前に用意してくれたものです。

母は越後の小千谷近くの出身だったので、当時普通だったのか分かりませんが

成人式の着物を作る際の記憶を辿ると…



新潟から、頭にほっかむりをしたおばさんが、行李を二つほど背負い家に現れ、

畳にマットを敷いた上で、反物を幾つも広げ

「あれでもない、これでも無い」と言ったり、値段の交渉をしたり

母とおばさんが楽しそうに掛け合いをしていた事を思い出します。

時には行商のおばさんのスケジュールの関係だったのか、

横浜の何処かの鮨屋の二階のお座敷を借りて見せてもらったこともありました。

母は故郷、新潟との太いパイプがあったからこそ成り立った事であったとも思われます。

この事をきっかけに母の写真を見返しました。

何かとっても懐かしいです。







娘は自分の家からも何点か着物を持参するようです。

さてどんな着付けが出来ますやら、少し不安ですが

気持ちよくパーティを終える事が出来るように、私頑張ります。


幸い私には娘がいるので、着物を引き継いで貰えますが

彼女は、とっぴな事を考える人ですから(いやいや、クリエイティブな人)

将来どんな使い方をするか楽しみにしていましょう。


「今年は、私も着物を着る機会があればいいな!」