「おはよう」
「おはよう・・・・」
と、それぞれが返事をしてくれる
いつもの風景
入ってすぐのパイプ椅子にニノが座り
背を丸めてゲームをしている
反対側の離れた椅子に雅紀が雑誌を見ながら
座っている
その横のソファーに眠るのは智さん
智さんの前でいったい何紙あるんだよ
というくらいの新聞を読む翔君
僕は、入って奥側....ニノの向かい側に
荷物を置いて座り
いつもの様にPCを開く
と
「え~~潤ちゃんの名前があるよう」
いきなり大声で雅紀が叫んだ
「うるさいですねぇ
何ですかぁ~~」
と最初に反応したのはニノ
「見てみて潤ちゃんの名前があるのぉ」
雅紀は読んでいた雑誌を持って
ニノのところへ行った
「なんです?
『キスが上手そうな芸能人ランキング』
あ、本当だJの名前があります」
「え~~また、そういうランキング
いっぱいあるでしょう・・・」
「でもさぁ~~
一般の人達は潤ちゃんがキスが上手い
って思ってるってことでしょう....フフ」
雅紀はニヤニヤしながら僕の顔を
下から覗き込む様に見てきた
「まぁー気持ち悪いよ....なに?」
「フフ....ねぇ~~ねぇ~~どうなの?」
「はぁ?なにがぁ....だから近いって
離れて・・・・」
と、僕は僕の顔に近づく雅紀の体を
両手で押さえていると
その手に逆に体を預けるようにして
「だからぁ~~
潤ちゃんはキスが上手いのぉ~~?」
「もう~~しらないよぉ」
「そういえば、昔J
『キス顔が色っぽい芸能人』
にも選ばれていましたねぇ~~?」
「ええ~~そうなのぉ?
じゃあ潤ちゃんはぁ~~
キスが上手くて、そのキス顔がエロい
ってことぉ~~~~?」
「まぁーなにニヤニヤしてぇ
キモいってぇ~~」
おもいっきり突き放すと
雅紀は尻餅をつくように後ろに
ひっくり返った....が
ひっくり返ったまま
僕を見てニヤニヤからかう様に笑っていた
僕はその雅紀の顔を見て
僕の遊び心が動いてしまった。
つづく
またまた突然始めてしまいましたが
こちらは、短編です
ただ、まだ最後が思いつかない・・・
なので最後だけ遅れるかも・・・です
("⌒∇⌒")へへ
よろしくお願い致しますm(_ _)m