子供の頃、ある程度の人数で
決められた文章を他の人に聞かれないように
次の人に耳打ちして伝える
一語一句間違えずに伝えなければいけない
最後まで間違えずに伝えるゲーム
日頃からダンナ君と
《世の中は伝言ゲームで回っている》と
話すことがある
ダンナ君は少しめんどくさい性分なので
会話に信憑性がない場合や
噂話に厳しい
だから、世間話として流されてしまうような
井戸端会議的な話を楽しめない人
一々ムキになってしまう傾向があるから。
ここ数年で、随分と考え方を軌道修正しているので
昔よりはまともになった
若い頃はくだらない話で盛り上がっていても
突然キレ出すことがよくあったのだ
他人との会話は、自分が見てきたものと
納得できることじゃないと
「違う」と言うことにこだわってしまう
説明するのちょっと難しいけどw
近頃は、そう言う場面に出くわした時は
「あぁ、伝言ゲームが始まった」
と、思うようにしているらしい
直近では
大谷君の通訳さんのことが
朝からテレビで大騒ぎになった日に
一人暮らしで普段は家でテレビしか見ていない
ある女性（アラカン）の知り合いと会った時
挨拶もそこそこに相手が話し始めた第一声が
『６８億も盗んだんですってね』（笑）
正しい情報は一つもない・・・・
世の中、こうやて伝言ゲームが始まるんだな
って瞬間に立ち会えたよ
と、笑って話してくれました
この知り合いの女性は普段から
会話力のない人なので会うたびに
ストレスを抱えてくるのですが
今回のこの話題は流石のダンナ君も面倒になり
聞こえないふりをしたそうです（笑）
でもきっと、この女性は
次に会う人にも同じように話すんだろうな
そして、どこかでその話を信じてしまう人が出てきて
また新たな伝言ゲームが始まる
今のご時世「切り取る」風潮が問題視されてるけど
切り取るどころか、切り取って誤った情報は
こうやって広がってゆくんだと思う今日この頃