【地域】電気の街、大阪・日本橋--「こだわり」で勝負、関東の家電量販店攻勢に対抗
大阪市浪速区の日本橋筋商店街は東京・秋葉原と並ぶ全国有数の「電気の街」だ。
ただ大手家電量販店の出店加速に伴い中小電器店の廃業が相次ぎ、かつての勢いを失いつつある。
そんな逆風下、高級オーディオやロボットなど趣味への「こだわりの街」というカラーを前面に打ち出し、熟年層や親子連れなど新たな客層を呼び込む試みが始まっている。
6月9日。
日本橋筋の電器店3階に熟年夫婦ら数十人が詰めかけた。
お目当ては高級オーディオメーカー、ラックスマンの最新型アンプを体験するイベントだ。
企画したのはオーディオ機器商店のシマムセン(大阪市)。
同社は月1度程度、オーディオマニアを集めるイベントを開く。
今春開いた次世代DVDの「ブルーレイディスク」と「HDDVD」を見比べるイベントには予約が殺到し、立ち見も出た。
評論家の解説を交えながら最新型のプロジェクターと120型スクリーンを使って映画を再生する企画が受けた。
同社のショールームではソファや家具を置き、実際の部屋の感覚で50万―100万円するホームシアターなどが体験できる。
■1000種類体験「商談は1年半に及ぶこともある。
手間暇かけたサービスで、じっくりいいものを選んでもらいたい」。
堀野昌志専務は大手量販店にはまねができない販売手法に胸を張る。
「アンプ、スピーカーなど1000種類以上の組み合わせが体験できます」。
オーディオ機器販売の共電社(同)は店内に7つの試聴室などを用意。
月1回の試聴会ではジャズやクラシックなど客の好みの音楽が聴き比べられる。
低価格を武器に大量に商品を売りさばく大手量販店とは違った落ち着いた「大人の店づくり」で新たな需要を取り込む作戦だ。
親子を日本橋に呼び込む取り組みも始まった。
日本橋の電器店が加盟する「でんでんタウン協栄会」と「日本橋筋商店街振興組合」が毎月1、2回、30組の親子を招いて開く「電子工作教室」だ。
講師は電子部品会社の元社員。
自らが組み立てた六足歩行型ロボットを自在に操って子供たちがサッカー大会を繰り広げる。
大阪にはもともとロボット関連のベンチャー企業が多い。
ものづくりの象徴であるロボットを押し出して、アニメやフィギュアなど「萌(も)え」の街にひた走る東京・秋葉原とは違った街の売りに育てようとの狙いだ。
2004年に地元電器店が出資する日本橋まちづくり振興(同)が空き店舗を改装。
関西で初めて本格的にロボットを扱う「ロボットファクトリー」を開業した。
10万円弱の二足歩行型ロボットからその改造部品、関連書籍を販売している。
日本橋のロボット関連店有志でつくる「ロボット連絡会」の加盟社はこの1年で2社増え、11社になった。
休日には最新のロボット関連情報や商品を求めて、西日本各地から多くのファンが集まり始めた。
●店頭に並ぶ二足歩行ロボット(大阪・日本橋のシリコンハウス共立�http://www.nikkei.co.jp/kansai/topics/img/40647-1.jpg以降に続く◎ソース日本経済新汎http://www.nikkei.co.jp/kansai/topics/
ただ大手家電量販店の出店加速に伴い中小電器店の廃業が相次ぎ、かつての勢いを失いつつある。
そんな逆風下、高級オーディオやロボットなど趣味への「こだわりの街」というカラーを前面に打ち出し、熟年層や親子連れなど新たな客層を呼び込む試みが始まっている。
6月9日。
日本橋筋の電器店3階に熟年夫婦ら数十人が詰めかけた。
お目当ては高級オーディオメーカー、ラックスマンの最新型アンプを体験するイベントだ。
企画したのはオーディオ機器商店のシマムセン(大阪市)。
同社は月1度程度、オーディオマニアを集めるイベントを開く。
今春開いた次世代DVDの「ブルーレイディスク」と「HDDVD」を見比べるイベントには予約が殺到し、立ち見も出た。
評論家の解説を交えながら最新型のプロジェクターと120型スクリーンを使って映画を再生する企画が受けた。
同社のショールームではソファや家具を置き、実際の部屋の感覚で50万―100万円するホームシアターなどが体験できる。
■1000種類体験「商談は1年半に及ぶこともある。
手間暇かけたサービスで、じっくりいいものを選んでもらいたい」。
堀野昌志専務は大手量販店にはまねができない販売手法に胸を張る。
「アンプ、スピーカーなど1000種類以上の組み合わせが体験できます」。
オーディオ機器販売の共電社(同)は店内に7つの試聴室などを用意。
月1回の試聴会ではジャズやクラシックなど客の好みの音楽が聴き比べられる。
低価格を武器に大量に商品を売りさばく大手量販店とは違った落ち着いた「大人の店づくり」で新たな需要を取り込む作戦だ。
親子を日本橋に呼び込む取り組みも始まった。
日本橋の電器店が加盟する「でんでんタウン協栄会」と「日本橋筋商店街振興組合」が毎月1、2回、30組の親子を招いて開く「電子工作教室」だ。
講師は電子部品会社の元社員。
自らが組み立てた六足歩行型ロボットを自在に操って子供たちがサッカー大会を繰り広げる。
大阪にはもともとロボット関連のベンチャー企業が多い。
ものづくりの象徴であるロボットを押し出して、アニメやフィギュアなど「萌(も)え」の街にひた走る東京・秋葉原とは違った街の売りに育てようとの狙いだ。
2004年に地元電器店が出資する日本橋まちづくり振興(同)が空き店舗を改装。
関西で初めて本格的にロボットを扱う「ロボットファクトリー」を開業した。
10万円弱の二足歩行型ロボットからその改造部品、関連書籍を販売している。
日本橋のロボット関連店有志でつくる「ロボット連絡会」の加盟社はこの1年で2社増え、11社になった。
休日には最新のロボット関連情報や商品を求めて、西日本各地から多くのファンが集まり始めた。
●店頭に並ぶ二足歩行ロボット(大阪・日本橋のシリコンハウス共立�http://www.nikkei.co.jp/kansai/topics/img/40647-1.jpg以降に続く◎ソース日本経済新汎http://www.nikkei.co.jp/kansai/topics/