【裁判】 セクハラ実名報道、名誉棄損でない…医大教授の敗訴確定 | ≪最新ニュースとキーワード≫怒涛の更新

【裁判】 セクハラ実名報道、名誉棄損でない…医大教授の敗訴確定

埼玉医科大で治療を受けた女性が「主治医の男性教授からセクハラ行為を受けた」と提訴したことを報じた記事で名誉を傷付けられたとして、男性教授が毎日新聞社と女性などに計約2700万円の賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(才口千晴裁判長)は21日、教授の上告を退ける決定をした。
教授の敗訴が確定した。
1、2審判決によると、女性は2000年、教授を相手取り、新潟地裁に提訴し、記者会見した。
毎日新聞は、提訴を教授の実名入りで報じたが、02年に女性の敗訴が確定。
このため、教授は03年、「虚偽の事実に基づく提訴を実名報道され、名誉を傷つけられた」として提訴した。
1審・東京地裁は、「教授は著名人でなく、セクハラの事実があったかが確定していない段階で、実名報道の必要が高かったとは言い難い」として、毎日新聞社などに計495万円の支払いを命じた。
これに対し、2審・東京高裁は、「教授が提訴された事実はプライバシーとして保護される事柄ではない」として、教授側逆転敗訴の判決を言い渡していた。
(2007年6月21日21時10分読売新聞�http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070621i314.htm?from=main3