【司法】「裁判員制度、消極的な意見少なくない。国民の不安解消へ努力を」…島田最高裁長官、高裁長官 | ≪最新ニュースとキーワード≫怒涛の更新

【司法】「裁判員制度、消極的な意見少なくない。国民の不安解消へ努力を」…島田最高裁長官、高裁長官

2007年06月20日10時10分最高裁の島田仁郎長官は20日、全国の高裁長官と地裁・家裁所長が集まる「長官・所長会同」であいさつし、スタートまで2年足らずに迫った裁判員制度について「国民には依然として参加に消極的な意見が少なくない」との認識を示した。
そのうえで「不安を少しでも解消するよう努めることが肝要だ」と述べ、きめの細かい広報活動や、国民の参加への障害を減らす環境の整備に力を入れるよう指示した。
2日間にわたる会議では、制度の円滑な導入に向け、各地裁が抱えている不安や課題などについて意見交換する予定。
島田長官は、幅広い参加を実現するには、国民の負担に配慮して適切な選任手続きをすることが重要だと指摘。
「地域ごとの実情を可能な限り把握し、実情に即した判断をすることが望まれる」と述べ、各地裁レベルで、できるだけ実践に近い形で「模擬選任手続き」を重ねていく必要性を強調した。
このほか、模擬裁判を工夫して繰り返して「分かりやすく迅速な裁判」の実現に向けてさらに取り組む▽法科大学院の修了者への司法修習が始まっており、新しい法曹養成方法の改善に努める▽多様化、専門化する事件に対応するため裁判官が広い視野と柔軟な思考を身につける――ことなども求めた。
ソース�http://www.asahi.com/national/update/0620/TKY200706200044.html