【地域】人工の霧で大阪を冷やせ ミストでヒートアイランド新対策 | ≪最新ニュースとキーワード≫怒涛の更新

【地域】人工の霧で大阪を冷やせ ミストでヒートアイランド新対策

夏場のヒートアイランド現象への対策として、大阪市水道局は十八日、水を霧状にして散布するモデル事業「ミスト作戦」を始めた。
市内四カ所で九月中旬まで実施して街を冷やし、八月に開幕する世界陸上大阪大会の会場でも選手らの体温上昇を和らげる。
ミスト散布は水道水に高圧を加え、小さな穴の開いたノズルから直径数十ミクロン(一ミクロンは千分の一ミリ)以下の微細な粒子を噴射し、人工の霧を発生。
水蒸気が気化する時に周囲の熱を奪う性質を使い、気温を下げながらも触れてもぬれない。
市水道局が昨夏、大阪大と合同で取り組んだ実証実験では、配水場の屋外で最大約九度、平均約三度の冷却効果があったという。
既存の水道網を使えることや省エネルギーの点からも有用と判断し、今夏は実用に向けて実際に街中で実験する。
心斎橋筋商店街(中央区)や世界陸上プラザ(同)、天六商店街(北区)、JRユニバーサルシティ駅(此花区)では約五十センチ間隔にノズルが並んだ機器がお目見えし、センサー管理で気温三〇度以上、湿度70%以下を目安にミストを散布する。
市水道局は、市内全域での事業化も視野に入れており、「普及を進め、暑い大阪の夏を過ごしやすくする“呼び水”となれば」と期待している。
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