【国際】 日本の「中国へのODA」、必要だったか?…小学校は「危険家屋」なのに、庁舎は「豪華宮殿 | ≪最新ニュースとキーワード≫怒涛の更新

【国際】 日本の「中国へのODA」、必要だったか?…小学校は「危険家屋」なのに、庁舎は「豪華宮殿

・日本のODAで貧しい安徽省の小学校が建て替えられたが、援助を申請した同省阜陽市穎泉区が実は宮殿風の豪華庁舎で知られ、「果たして支援が必要だったのか」という声が一部関係者の間で持ちあがっている。
中国は1兆ドル(約123兆円)超という世界最大の外貨準備高を誇り、アフリカ諸国への対外援助を強めているが、発展途上国として多額の無償援助も受けている。
穎泉区は安徽省北西部にある阜陽市の市轄区で、農民の平均年収は1520元(2万4320円)にとどまり、省級貧困区にあげられている。
日本の無償援助で建て替え工事中の同区楊庄小学校は、1996年に建設されたが、狭いうえに劣悪な建築材料を使ったため危険家屋になっていた。
このため区政府が在上海日本国総領事館を通じて援助を申請、外務省が8万ドル余り(約1000万円)の支援を決めた。
ところが、申請内容を検討するため区政府を訪れた関係者らが目撃したのは、フランスのベルサイユ宮殿をまねたような豪華庁舎だった。
建設費用は不明だったが、小学校の建て替え程度なら何百件も可能ではないかと思わせるほど、豪華だった。
改革開放後の中国では急速な経済成長の結果、都市と地方の格差拡大とともに先進国並みの“豊かな顔”と発展途上国としての“貧しい顔”という二つの側面が目立ち始めている。
中国の対外援助も豊かになるにつれて先進国並みに増え続け、2005年には112カ国と国際組織との間で計366件の援助提供に署名している。
また、25カ国に33件の緊急援助を実施した。
改革開放後、各国の対中ODAは巨額になり、特に日本は2位の欧州連合(EU)を大きく引き離して有償、無償、技術協力を合わせ累積3兆4360億円もの援助を実施した。
有償援助については目的を果たしたとして、2008年の北京五輪までに打ち切られる。
(一部略�http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070620/chn070620001.htm※画像:・最貧地域の人民政府庁舎。
宮殿並みの豪華さだ。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070620/chn070620001-1.jpg・日本の無償援助で建て替えられた小学校。
劣悪建築材料のため危険家屋に。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/china/070620/chn070620001-2.jpg