ついに消費税が10%にアップした。
自分としては逆に区切りがよく計算しやすくなったので、財源が社会福祉に多少は役立つならそれでいいと思う。
朝日新聞の世論調査でも納得するが50%を上回り、今回に関してはアップしたことで生活が困窮する程のダメージがあるようなニュースも聞かない。
実際のところは満足にご飯も食べられない家庭も沢山あり、1円でも安く上げようとする家庭も増えているのは事実で、子供の7人に1人は貧困層であるというニュースも聞く。
テレビで生活が困窮しているある母子家庭を追いかけたドキュメント番組を見たことがあるが、子供がまともな食事が出来ずに母親が涙している映像をみて、心が苦しくて涙が止まらなかったことがある。
お金はあるのに給食費を払わない親が増えているというニュースが以前よく目にしたが、あの問題はほぼ解決したのだろうか?
給食費を無償にしたり廃止にする自治体も増えているということだが、廃止は絶対に止めてほしいし、自治体レベルでなく国はすぐにでも全国無償化にしてほしい。
働けるのに働かない人が生活保護を不正受給している問題とか、なぜ国はすぐ動いてくれないのか本当に腹立たしい。
私も含め日常生活ではあまりこのような現実を目の当たりにすることが少なく、日本はまだ先進国で裕福な国だと勘違いしている人が多いと思うが、実は世界先進国でみるとかなり深刻な状況。
普通の日本人が知らない「貧困」の深刻な実態
https://toyokeizai.net/articles/-/221708
先進国で最悪レベル「子供の貧困」
https://www.sankei.com/column/news/150516/clm1505160001-n1.html
これが現実であるということを知っている人はまだ私の周りにも多くいる。
でも私の感じている深刻さはさらにこれ以上で、自分がまだ普通だと思っている人や、自分の同僚や友人で貧困層には見えない人達も
実は他の先進国から見れば貧困層に値するかもしれない。
(↓↓ここからの内容は東京又は近郊出身の方々は除きます・・・)
これもあるドキュメント番組だが、旦那はしっかりとした会社で働き年収も平均を上回っている。
妻は共働きでパートで働いていて、子供が2人いる平均的な一般家庭の話。
東京都内に住んでいて、賃貸だと思うが間取りは2LDKか。部屋の中は荷物が多くて非常に狭く、とても窮屈に見える。
食事の場面が映っていたが、切り詰めるために少しでも安い食材を買うためスーパーを探し回り、その日の献立は、ジャガイモとソーセージのポトフとごはんのみ。(みそ汁もあったかな?)
東京という都心に魅了されていて多少の無理をしてでも今の生活が良いらしい。子供の栄養は足りているのだろうか?と心配し、私の目に映るのは貧困家庭にしか見えなかった。
私自身は今まで様々な地方で生活し、現在も地方に住んでいるが、ずっと都会の生活に憧れている。
その憧れは何故か歳が経つにつれ大きくなっており、、、
今の仕事を辞めれば、いよいよ東京に部屋を借り、拠点を構えるつもりだ。
若いころからお金がないと東京の本当の楽しさは何も得られない事を知っていた。最初は嫌々ではあるが会社の都合でとんでもなく遠い地方に転勤させられた。でもそこには人間らしく生きられる豊かな生活があった。家賃は安い。食べ物は良質の物が溢れている。自然が多く、都会では経験できないアクティビティを沢山体験した。
お金があれば東京は最高だけどお金がないなら地方で豊かに暮らした方がいいと、私と同じように嫌々転勤してきた部下に教えてあげた。実際みんな楽しそうで、都会の転勤を断り、そのうちきれいな嫁をもらい永住を決めた人が沢山いる。
ここまでは都会に憧れる地方の方々に向けての話だが、勿論全員に当てはまるわけではない。
人生プランが立てることができ、学習又は経験値を上げていける自信があれば挑戦すればいい。
若けりゃいいってもんではない。
夢を追って東京で無駄な時間を過ごし、行く末は老後破産、貧困層にまっしぐらだ。
最初は貧困のことをメインで書くつもりなくてキャッシュレス時代を迎える話を書きたかったのですがおもいっきり脱線しました。
また今度にします。。。